店舗の存在を伝える|のぼり・タペストリー・幕サインの活用
看板屋としては少し寂しい話ですが…
実は、多くの人は看板そのものを見ているわけではありません。
見ているのは、
「自分に必要な情報」です。
例えば、お昼時。
「ラーメンが食べたい。」
と思っている人は、
無意識に「ラーメン」という文字を探しています。
肩が痛い人は、
「整骨院」や「整体」の文字に目が止まります。
車を停めたい人は、
「駐車場あります。」
という案内を探しています。
つまり、人は看板を読んでいるようで、
“自分が探している情報だけ”を見つけているんです。
だからこそ、
情報をたくさん詰め込めば伝わるとは限りません。
会社名。
電話番号。
サービス内容。
営業時間。
SNS。
QRコード。
全部大切な情報ですが、
全部を同じ大きさで並べてしまうと、
何を伝えたい看板なのか分かりにくくなってしまいます。
私がデザインを考える時に一番大切にしているのは、
「この看板で、一番伝えたいことは何か。」
ということです。
それが決まれば、
文字の大きさも、
色も、
配置も、
自然と決まってきます。
派手な看板が良いわけでも、
大きな文字が正解なわけでもありません。
必要な人に、必要な情報が一瞬で伝わること。
それが、良い看板だと私は考えています。
今日のひとりごと
街を歩いていると、
「この看板、もう少しシンプルだったらもっと伝わるのにな。」
と思うことがあります。
私自身も、デザインが完成したあとに、
「これ、本当に必要かな?」
と何度も見直します。
情報を増やすことより、
情報を整理すること。
それが、お客様に伝わる看板づくりにつながると信じています。


