昼は見えるのに夜は目立たない?|看板照明と夜の見え方

永井智也

永井智也

テーマ:看板づくり


看板は、昼間に見えるだけでは十分とは限りません。

夕方から夜にかけて営業する店舗の場合、暗くなった時にどのように見えるかも大切です。

昼間ははっきり読めていた看板が、夜になると建物の影に入ってほとんど見えない。
照明は付いているけれど、一部だけ暗い。
文字は光っているのに、道路から見ると読みにくい。

こうした状態では、せっかくの看板が夜に働けていないことがあります。

夜の看板は「明るければいい」わけではない


看板照明というと、とにかく明るくすれば良いと思われることがあります。

しかし、照明が強すぎると文字が白く飛んで見えたり、周囲との明るさの差が大きくなって読みにくくなったりします。

大切なのは、看板全体が均一に照らされ、必要な文字がきちんと読めることです。

目立たせることと、眩しくすることは少し違います。

スポットライトで看板を照らす方法


壁面看板やプレート看板では、上部や下部からスポットライトを当てる方法があります。

既存の看板に照明を追加しやすく、看板全体を自然に見せられるのが特徴です。

ただし、照明の角度がずれていると、看板の一部だけが明るくなったり、文字に影ができたりすることがあります。

看板の大きさや設置位置に合わせて、照らす方向や灯数を考えることが大切です。

内照式看板は看板自体が光る


内照式看板は、看板の内部に照明を入れ、表示面全体を光らせる方法です。

袖看板やポール看板、箱型看板などでよく使われます。

遠くからでも存在を伝えやすく、夜間営業する店舗には相性の良い看板です。

ただし、表示面が汚れていたり、内部の照明が一部切れていたりすると、ムラが目立ちやすくなります。

古い内照看板は、表示面の貼り替えや照明のLED化だけでも印象が変わる場合があります。

切文字を光らせる方法もあります


立体文字や切文字では、文字の正面を光らせたり、背面から壁を照らしたりする方法があります。

背面を光らせるタイプは、文字の周囲にやわらかい光が広がり、落ち着いた雰囲気になります。

美容室、飲食店、バー、ホテル、事務所など、外観の雰囲気を大切にしたい場所にも向いています。

派手に光らせるのではなく、夜にちょうど良い存在感を出す。
このくらいの見せ方も、個人的には好きです。

店舗入口や駐車場も忘れずに


大きな看板は光っていても、入口や駐車場が暗くて分かりにくいことがあります。

初めて来店する方は、

「入口はどこだろう」
「この駐車場で合っているのかな」


と不安になります。

入口サインや駐車場案内にも照明を入れることで、お店までの流れが分かりやすくなります。

看板だけでなく、お客様が車を停めて入口に入るまでを考えることが大切です。

一度、夜に外から確認してみる


看板は毎日見ていると、見えにくさに気づきにくくなります。

営業中の夜に、一度道路の反対側や駐車場の入口から見てみるのがおすすめです。

  • 看板は読めるか。
  • 照明にムラがないか。
  • 入口が分かるか。
  • 周囲の明かりに埋もれていないか。


昼間とは違う問題が見つかることがあります。

看板も昼勤と夜勤では、働き方が少し変わります。

当店では、看板の新規製作だけでなく、既存看板の照明交換、LED化、スポットライトの設置、表示面の貼り替えなどにも対応しています。

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永井智也
専門家

永井智也(看板デザイン・製作、カーラッピング、各種フィルム工事など)

HI-TECH

顧客のイメージを丁寧にくみ取り、店舗看板やカーラッピングのデザインから製作・施工まで対応。納得のいく仕上がりを目指して提案を重ね、全国からの依頼にも柔軟に応じています。

永井智也プロは信濃毎日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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