不動産を主軸に、さまざまな側面から地域に貢献していきたい（3/3）

事業・投資用物件のアドバイスのほか、保育園の運営、ご当地グルメ事業と多方面から地域を応援

　近年、将来の備えとして資産運用に乗り出す人が増加傾向に。矢野さんのもとでも、事業・投資用物件の取り扱いに注力していく方針です。
　「私自身、営業マン時代から買い取り案件を多く手掛けてきました。また、住まいや店舗を貸し出す賃貸の領域にも通じています。入居者・利用者のニーズやマーケットの動きなどを踏まえながら、オーナーさまの立場に立ち、実情に即したアドバイスができると自負しています」
　
　時流を敏感にキャッチする矢野さんは、2019年、企業主導型保育施設「アーバンファミリーほほえみ保育園」を開園しました。主に、企業が従業員の子どもを預かる目的で開設する施設ですが、地域の子どもも受け入れが可能。「生まれ育った宮崎に貢献したい」との思いを、一つ形にすることができたと言います。
　「私も子どもを持つ親の一人です。多様な働き方がある今、子育て中のみなさんのお力になれればうれしいですね」

　昼寝用の布団やタオル、着替えなど、必要な物はなるべく園で用意。夜は20時まで、土日・祝日も開園するなど、保護者の負担を軽減できるよう努めているそうです。

　2022年には宮崎発祥のご当地グルメ「肉巻きおにぎり」の製造販売もスタート。キッチンカーでイベントに出店したり、インターネットで通販をしたり、ふるさとの味を広く発信しています。

　「宮崎の魅力は、温暖な気候と豊かな自然、それらが育む人の温かさ」とにこやかに話す矢野さん。不動産を柱としながら、さまざまな側面から地域を支えます。

（取材年月：2022年10月）

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⇒宮崎市を中心に宅地分譲から事業用物件、空き家対策までカバー