泊甲二朗プロのご紹介
〝聴く〟を重視したカウンセリングで依頼者に寄り添い、心の課題にアプローチ(1/3)
じっくり時間をかけ、自分自身で気付きが得られるよう伴走する
「お悩みを、うまく言葉にできなくてもかまいません。言葉以前に大事なことがあるように思います」
そう語るのは、都城市に拠点を構える「トマリカウンセリングオフィス」代表の泊甲二朗さん。「話を聴くこと」に重点を置いたカウンセリングに特化し、数カ月や数年と長期にわたり、繰り返し対話を重ねます。
「最初から自分のことをスラスラ話せる人はあまりいません。こちらから話のタネをまきながら、時には夢を報告してもらったり、絵を描いてもらったり、少しずつ表現していただきます。また直接お会いした感覚を大事にしたいので、セッションは必ず対面で行います」
訪れるのは、中高生から高齢者まで幅広い世代で、中でも多くを占めるのが、ある程度キャリアを重ねた女性だそう。
「ライフステージや心身の変わり目に際し、改めて『家族との関係を見直したい』『人生の後半戦をどう生きるべきか』と、ご自身の生き方を模索する方が多いですね。長らくご自身でも努力を続けてこられた末、これから専門家のもとできちんと対処したいという声が聞かれます」
基本は「あまりアドバイスをしない」という泊さん。DV(家庭内暴力)や金銭問題など内容によっては、適切な対策を講じるため他の専門家につなぐこともあります。
「自分のことを一番わかっているのはご本人です。表面的なアドバイスでは解決できないからこそわざわざ来所されたと思うので、セッションを通じて深い発見が得られるようお手伝いしたいと考えています」
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