泊甲二朗プロのご紹介
〝聴く〟を重視したカウンセリングで依頼者に寄り添い、心の課題にアプローチ(3/3)
メンタルヘルス対策など、企業向けのコンサルティングも
泊さんは、2023年1月に開業。並行して、現在も精神科病院の心理士や、小中学校のスクールカウンセラーを務め、多方面で活動しています。
「思春期の頃から、将来は自分で何かやってみたいという目標がありました。カウンセリングに巡り会ったものの今現在でも、毎回のセッションで『もっとうまく関われたのではないか』と反省することもしきり。経験を重ね、スキルもついてきた気はしていますが、専門家としての成熟にはさらにチャレンジが必要と思い、個人オフィスを立ち上げることにしました」
数多くの人を迎え入れる一方で、新たに、企業のメンタルヘルス対策や、福祉施設の支援改善など、組織向けのコンサルティングにも取り組みます。
「依頼者の悩みが、職場環境に起因するケースは少なくありません。会社や地域、家庭など社会の中で個人がいきいきと過ごせる〝ウェルビーイング〟を実現するために、心理職がお役に立てる機会はもっと多いはずです」
一人一人が心身ともに健やかに過ごすためには、個人の内面だけでなく、環境面への構造的なアプローチも重要。〝相談窓口を設置する〟といったパッケージ的な仕組みづくりだけではなく、その組織の個性に応じた具体策も一緒に考えたいと意欲を見せます。
「こころの問題は、すぐに解決できるものではありません」と力を込める泊さん。先を急ぐことなく、自分の本当の気持ちと真剣に向き合い、前に進みたいという人に響くカウンセリングを届けます。
(取材年月:2023年6月)
■泊甲二朗プロのプロフィールを見る