デジタル化した写真のその先はそれぞれの子どもたちへ
60代の生徒さんが、80代のお母さんから聞いた話を写真と共に”未来ギフトアルバム”にすることにしました。
月1回の授業ですが、今まではトラブル対策が続いてようやく解決したので、アルバムづくりをすることになり、写真を集めておいてくれました。
「これ誰だかわかる?」
母の小さいころの写真なのよ。
80代のお母さんなら、まだ戦争前なんでしょうね。
そして、この時代のこの服装からするといいところのお嬢様って感じですね。
なんだか聞いていて、ドラマのようなとても古い時代のような気がしましたが、そんなに遠い昔でもないのですよね。
明治大学出の博学のハイカラなお父様。
母の「お父様がお帰りになりました」と声をかけると、兄弟が全員玄関でお出迎えをしたそうです。
お屋敷のような大きなお家で、広いお庭での写真撮影。
見えないあちら側には、2人のメイドさんが立っていたそうです。
戦争という時代の中で、家も東京大空襲で焼けてしまい、疎開先がそのまま生活の場となっていったそうです。
生活が一変し、結婚してからも大変苦労したそうです。
そんな話も、近くに住んでいたからこそ聞けたのですが、今は認知症になって話もできなくなってしまいました。
まだ始まってもいないので先は長いですが、早く完成品を見せてあげたいものです。
家族の貴重な記憶を記録して、次の世代に残していきたいものですね。
元気なうちに、話ができるうちにしておかなければならいことがあります。
家族ともっと昔話をしてみませんか?
未来ギフトアルバム
生前整理@みやざき
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