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池田小百合

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池田小百合(いけださゆり) / 講師

池田パソコン塾

コラム

「デジタル遺品」から「デジタル終活」へとスマホへの対策も必須の時代へ

2017年7月15日 公開 / 2021年2月24日更新

テーマ:お困りごと

コラムカテゴリ:スクール・習い事

コラムキーワード: 終活 いつから

デジタル遺品という言葉を聞くようになったと思ったら、デジタル終活という言葉も出てくるようになりました。

 自分が死ぬことを前提とした行動を取ることは、確かに心理的にハードルが高い。しかし、デジタルデバイスは誰しもが日常生活の中でつねに触れているため、比較的抵抗感なく考えることができる。「デジタル遺品を残したまま死んだらどうなるか」を考えることを通じて、デジタルデータ以外の重要な事柄にも思いを馳せる、よいきっかけになる。それが「デジタル終活」の重要な意義になりそうだ。
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関田 真也 :東洋経済オンライン編集部 本文ないより
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170713-00179859-toyo-bus_all&p=1

今年、まだ42歳の働き盛りの社長が事故のため、突然亡くなってしまい周囲は騒然としました。
直接、その方の状況を知ることはできませんが、地位ある立場であり企業のトップであるということは、パソコンやスマホは手放せないものであることは一目瞭然です。
今、それらはどうなっているのかとても気にかかります。

IDもパスワードもわからないと、簡単には開くことも中を見ることもできなくなります。
残された遺族の方たちには、とてもつらい状況になっていることが想像されます。

毎日日常的に、なくてはならなくなってきたスマホやタブレット、そしてパソコンにネット上にあるデータ。
ネットだけで取引する、FXや株取引、ネット銀行など資産に関する情報も本人にしか知りえないこともたくさんあります。

もし、ご自分が亡くなった時に残された遺族が困らないような対処はできているでしょうか?
若いから自分は関係ないと思わないでくださいね。
若くても事故や自殺など突然のことが起こりうる時代です。

ご年配の方でも、パソコンを使われている方は多いはずです。

せめて、ID・パスワードをノートにまとめて記録しておいてください。
これは、私が授業の時にいつも言っていることです。
今の状態でも、自分のパスワードがわからない人がたくさんいます。
自分でない他人には、もっとわからないものになっていきます。

今わかる状態で、書き出しておくことを切に願います。
あなたの大切な家族が困らないように。

私も自分史や生前整理などにかかわるようになってから、デジタル遺品にもかかわるようになりました。
まずは自分から。
仕事上、生徒さんから要求されたブログを片っ端から登録し、使い方を知り教えていました。
今は、そのようなこともなくなり、ブログの解除をしてみました。
退会までが結構手間がかかりました。

ネットバンキングも結構速いうちからやっていましたが、だんだん使う頻度がなくなり何年も放置状態。
いくらパスワードを保存しておいても、半年に1回変更しないと使えないので、結局仮パスワードをはがきで送ってもらってからの作業となりました。

万が一があったらと、残しておいてもすぐには解決できないこともあることがわかりました。
息子に全部解約してねと頼んだけれど、こんなにも多くの登録をしていたのでは忙しい合間でもやり切れません。

使わない契約などは、早めにわかる自分がやっておいた方がいいと思います。
登録はすぐできますが、解約は結構手間がかかることも知っておくべきことですね。

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