細部に拘るからこそ美しい1台へと変貌します。
磨けば綺麗になる!のはずが・・・
今回ご紹介する事例の一つですが、正直このようなご依頼が後を立たないのです。
〇〇で磨いてもらったら・・・コーティングしてもらったら・・・こうなったという相談です。
モヤモヤっとした感じお分かりでしょうか?
模様でもなくこれ全て磨き傷なんです。我々の業界では「オーロラ」と言われる現象です。
磨きとは?
車を綺麗にする上で磨き、研磨という作業があります。
磨きにより傷を消したり、塗装肌を調整したりという事になるのですが、磨けば磨き傷が付きます、その傷を人の目では目視できないレベルの細かい傷まで置き換えてあげるというのが僕の考える磨き、研磨です。
傷は光源(太陽光・水銀灯・蛍光灯・LED等)によって見え方が変わります。
わかりやすくいうと曇りの日は傷は見えないが晴れた下で見ると傷が見えるといった事です。
たまに屋外にて磨き作業をされているのを目にしますが砂や埃が舞う中、磨き作業をするとどうなるかわかりますよね?
そう砂や埃を巻き込み更に傷をつける行為へとなりかねません。
あらゆる光源にて傷を確認できる環境と屋内作業という事は最低限、磨きをする上で必要な事なんです。
コーティングの仕上がりに直結する重要な磨き作業
まず画像を見ていただき向かって右側は私が研磨した後で、左は他社さんで磨かれた後です。
どちらの状態にコーティングすれば最も綺麗に見えますか?
答えは一つしかないと思います。
たまに問い合わせにて「コーティングしたら綺麗になりますか?」という相談を受けますが答えとしてコーティングするから綺麗になるんじゃないんです。
綺麗にした車を保護するために施すのがコーティングなんですと私は応えます。
故に如何に下地処理の段階で綺麗にするかが重要となるのです。
しかしながらこの事を理解している方が少ないのも事実、施工する側もわかってないからコーティングの性能だったりしか謳わなかったり、上部のことだけが一人歩きしている現状なのです。
昨今では様々なコーティング剤が出ております「洗って塗るだけ」「塗るだけでピカピカ」等々、もちろんDIYにて安く済ませたいという方やそれで十分という方は良いかと思います。しかしながらムラだらけになって持ってこられたり、取り返しのつかない状態で相談に来られたりとそういったお客様が増えていってるのも事実なんです。コーティングで傷が埋まって見えにくくなるはありますが傷が消えたりという事は絶対にありません。
コーティングで綺麗になるわけじゃない。。。という事をひとつ覚えていただけると幸いです。
当社の研磨後
復元して欲しいと数社に掛け合っても全て出来ないと断られたオーナー様
それだけ研磨技術に対して簡単に考えてる業者も多いのです。
そしてこれが宮崎では当社しかできないと自負する研磨技術です。