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安藤光広プロのご紹介
人間だと1週間かかる作業もわずか2時間。建設に農業に、調査や測量に、広がるドローンの商業活用(3/3)
技術の進化は目覚ましいが商業利用は発展途上。「よだきんぼ」精神でチャレンジとアレンジの日々が続く
「うちは林業もやっていたので、幼少期、山を登りながらワイヤを引っ張り上げる作業を手伝っていました。親父が上で大木に滑車を取り付け、それにワイヤを掛けて下ろし、今度は集材機に付けるんですが、今ではドローンでも対応できます。送電線を張るのも同じ要領です」
さまざまな用途があり便利なドローンも、安藤さんが初めて手に取った時は連続飛行時間1分でカメラの搭載もない「GPSが付いたおもちゃ」でした。
「先日、水中ドローンで人工漁礁の点検をしましたが、水深35mでも鮮明に映るんです」と進化の速度に驚きます。現状では東京・宮崎間の飛行も可能で、重量も約30㎏まで持ち上げることができるそう。
「近いうちに水素エンジンが積まれるでしょう。僕が思い描く20年後は、パイプみたいな空中道路の中をドローンが飛び交うアニメのような世界。農業でも、すでに無人トラクターが発達しているので、将来は家にいながらドローンを駆使して全行程をモニタリングで完結できるでしょう」
一方で業務利用はいまだ発展途上。「導入されている業態ごとで活用法が進化していっている過程」と分析します。また、中国が同分野で進んでいるからといって、その方法論を日本でそのまま使えるわけではありません。
「常にアンテナを張ってますし、勉強にも行って試行錯誤を繰り返しています。でも、僕は宮崎弁で言えば『よだきんぼ』。いかに楽して効率よくやれるかってところから、ドローンを通して社会と未来を変えていけたらいいですね」
(取材年月:2022年6月)
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