熱中症に注意！転ばぬ先のお味噌汁‼︎

2017年5月20日

テーマ：熱中症対策

コラムカテゴリ：医療・病院

コラムキーワード：熱中症　対処、熱中症　予防

今日から、夏日！熱中症に気をつけて！

今日から、仙台青葉まつり。
緑の色も濃くなって、今が宮城県のいちばんいい季節ですね。

五月ですが、立夏を過ぎて、暦の上では夏に入っています。
一年の中でも、最も紫外線の強い時期です。

ところが体は、まだまだ夏の体になっていません。
真夏の暑さではない、といっても、急な温度の上昇には、ついていけない状態です。

朝の味噌汁は、飲む点滴！

朝ご飯の時、お出かけ前の時に、一杯のお味噌汁を飲む。
お味噌は国産の大豆を使った、熟成味噌。安くったって構いません。

国産の大豆は、“畑のお肉‘’と呼ばれ、
日本人にとって一番吸収の早い、栄養源となります。

そのままでは、消化しにくい大豆を
時間をかけて熟成させて、消化吸収を早くしたのは、日本人の知恵。

具材は、なんでもいいですね。
海草や貝類は、ミネラルも豊富に取れるようになるし、
豆腐や揚げは、さらにタンパク質を豊富にしてくれます。

朝に一杯のお味噌汁を飲む。
体に素早く吸収された栄養が、暑さに負けない体力をつけてくれます。

外出時にも薄めた味噌汁は、効果的！

外出時にも、味噌汁は役に立ちます。
味噌汁の汁だけを常温で少し薄めて持っていると、
いざ、具合が悪くなってきた時の点滴がわりになります。

熱中症は、暑さに対処できない体の力不足から起こります。

体に溜まった熱に耐えるのも、
熱を発散するのにも、体の力は必要です。

いざという時のために、携帯しておくと便利です。
甘酒も飲む点滴といわれて人気ですね。

熱中症対策は、こまめな水分補給といわれます。
水分だけでなく、ミネラルや塩分も必要です。

具合が悪くなりそうな時には、
涼しいところで、早めに味噌汁などを飲みましょう。
回復がはやいですよ。

熱中症は、一つ間違えば死に至る症状です。
しっかり備えて、楽しくこの時期を過ごしましょう！