「おひとりさまの老後」〜終活バトラー(執事)がこっそり教える「終活に役立つ一冊!」〜
本日も下重暁子さんの「明日死んでもいいための44のレッスン」。本日は第5弾を皆様にお伝えしていきたいと思っております。
第5弾は「睡眠は毎日たっぷりとる」です。皆さんどうですか?毎日寝られていますか?十分な睡眠時間を取られているでしょうか?平均的な睡眠時間、どのくらいが健全だと言われているでしょうか?日本でのデータによると、最低でも7時間以上と言われております。外国になりますと、8時間から9時間、平均して皆さん寝られているということです。しかし日本人は7時間以上寝られている方はほぼいらっしゃらない。5時間から6時間という方が大多数だと言われております。睡眠不足が日本人は多いということであります。
下重さんも言われております。「私は第一の健康法は、とにかくよく寝ることだと思っている。寝る子は良く育つ。よく寝る高齢者はボケない。蘇った脳細胞は記憶力にも、やる気にも通じる。いくつになろうが、必要な脳細胞を増やすことはできるのだ。明日死んでも良いためには、今を充実して生きる。その源泉になるのは睡眠である。」とおっしゃっております。
皆さんよく聞かれていると思いますが「健康の秘訣は?」ということでよく言われるのが、食事、運動、睡眠と言われていると思いますが、私はその健康の一番の秘訣、根底にあるのはやはり「睡眠」だと思います。睡眠の上に食事と運動というのが付いてくるのだと思います。
どうですか?皆さん、1日は誰にも平等に24時間あります。そして24時間しかありません。この中で8時間睡眠をとるということになると、24時間のうちの3分の1が睡眠になるわけです。24時間のうちの、一番多くを保っているのが睡眠になるわけですから、食事の時間は1日、多くても1時間から1時間半くらいだと思います。そして運動する人でも、毎日1時間から多くても2時間。その3倍以上の睡眠時間を大事にしていかないと、人間は健康で長生きができないのではないでしょうか。
私は現在、10時半には就寝して、朝5時半に起きて最低でも7時間の睡眠をなんとか確保しております。高齢者の皆さんは、やはり8時間以上の睡眠が、私も下重さんと同じように必要なのではないかと思っております。
睡眠は、体の疲れだけではなくて、脳の細胞も活性化する。脳の疲労も和らげてくれて、再生してくれます。寝ている間に、脳の細胞が活性化していくわけです。脳の細胞が活性化していけば、脳の細胞がどんどん若返っていきます。脳の細胞が若返っていけば、認知症になってボケることが、私は防げていくのではないかと思っております。
人間が健康に生きて行くためには、食事、運動というものも大事ですが、やはり寝る、睡眠が一番大事。そして重要なのではないかと思っております。
睡眠を十分にとると、翌朝スッキリ目覚めの良い朝が迎えられると思います。そうすることによって、気持ちがとても前向きになり、ポジティブになって、一日一日が楽しく過ごせるのではないでしょうか。どうぞ皆さん、1日7時間以上、できれば8時間の睡眠をとって、毎日毎日充実した生活を送って頂ければと思います。