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【終活に役立つ一冊】明日死んでもいいための44のレッスン①

2022年1月17日

テーマ:終活

コラムカテゴリ:くらし

コラムキーワード: エンディングノート終活 いつから

本日は以前に読んだ本の内容をお伝えしていきたいと思います、その本は下重暁子さんの「明日死んでもいいための44のレッスン」という内容です。この下重さんという方は早稲田大学を卒業された後、NHKに入られ、女性でのトップアナウンサーとして活躍されまして、その後フリーアナウンサーを経られて、現在では書籍などを出版しておられるという方ですが、この方が「明日死んでもいいための44のレッスン」という書籍を出されまして、これは私が行っている終活のテーマにはぴったりだということで、私も参考にさせていただければと思って、この書籍を読んだわけですけれども、その中で印象的だった表現の一つに、「明日に向かって今日歩んで行く道のりに、幸せを感じられる人生を送っていたら、明日死んでもいいではないか」という表現がございました。
よく言われることですが、今日一日を精一杯生きる。人の死というのは間違いなく訪れるわけです。そして当然高齢化してくる、私も今年58歳になりますが、私ごとでは恐縮ですけれども、今年の3月の末に初孫が生まれました。もうおじいちゃんになったわけです。もうすぐ3か月になるんですけれども、とても可愛い女の子です。そういった状況になってきますと、私も自分の今後を自分なりに考えていかなくてはない、といった時に、まさに自分の死が1日1日と近づいてくるわけです。若い時はそんなことも考えずに、人生まっしぐら。後ろを振り返らずに一生懸命まい進してきたわけですけれども、やはり自分のゴール地点がだんだん迫ってくるのです。やはり死への恐怖、不安、恐れというのがどんどん出てくるわけです。そういったところに終活が、今必要になってきているわけですけれども、この終活を私は「死ぬための準備」というふうには捉えておりません。自分の死を迎えるための準備をできるだけ早く行って、死に対する不安を早く取り去って、70、80歳を迎えても楽しく穏やかな人生を過ごすことができるように、終活をするということが、私はとても大事なことだと思っております。
どうして皆さんが終活をしなくてはならないのか?それは終活をしなくてはならない、自分の介護のこと、医療のこと、相続のこと、葬儀のこと、お墓のこと、そういった不安や心配事をすべて解消してしまっていれば、楽しい老後しか私は過ごせないと思っております。
この下重さんの「明日死んでもいいための44のレッスン」是非ご興味のある方は、本書を手に取っていただいて、自分に当てはめて「じゃあ、自分はどんな明日死んでもいいためのレッスンを、いくつしていけばいいか」ということを、ぜひ自分なりにお考えいただければと思います。私も次回以降、この下重さんの44のレッスンを自分なりに解釈をして、皆様にお伝えをしていきたいと考えております。

この記事を書いたプロ

村上則夫

不動産管理と終活のプロ

村上則夫(有限会社 村建地所)

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