【レッスン16】定期的に山にこもって自然に返る|明日死んでもいいための44のレッスン【終活に役立つ一冊】
本日からまた新しいテーマをやっていきたいと思います、「終活バトラー(執事)がこっそり教える、終活に役立つ1冊」書籍の紹介をしていければと思います。
まさに今コロナウイルス禍で、皆さんで一緒に乗り越えようと頑張っているわけですが、やはりテレワーク、リモートワークで、ご自宅にいられる機会が多くなっていると思います。そういった状況の中で、本を読むのはとても有益な時間の過ごし方ではないかと思っております。それで私も最近本を読む機会が多くなっておりまして、先日日経新聞の朝刊を読んでいた時に、広告欄にありました、「あなたにもヨタヘロ期がやってくる」著書は樋口恵子さんです。評論家や、高齢者のためのNPO法人の理事長をやっていらっしゃる方ですが、この「老〜い、どん!」、「老いる」ですね、老いに進んでいく、「老〜い、どん!」この題に私はとても感銘を受けまして、ぜひ読んでみたいと思って、すぐAmazonでポチっとして読んでみました。これはとても終活のヒントになるのではないかと思いました。「ヨタヘロ期」ということをこの樋口さんが提唱したわけですけれども、70代から90歳代は本当にヨタヨタヘロヘロになってしまう、これを「ヨタヘロ期」というのです。以前のプラチナパートナーズの動画でも「フレイル」をご紹介したと思うのですが、健康な状態と介護状態の間で、もう動きたくない、食事はあまり摂りたくないという状況になってくる。そういった状況になるべくならないように、ヨタヨタヘロヘロに入らないようにどうしたらいいか、この本の中で樋口さんが色々お伝えしているのですが、私がとても「これって本当に終活のヒントになるな」と思ったのが、「おひとり高齢者の食生活」という題材でした。食べることはとても大事なので、食べ物に気をつけ、ファスティングの内容をお伝えしているわけですが、そこで今の高齢者の方が陥っているというのが、栄養失調になっているのです。病院に行って検査をしないと、分からないのですけれども、日々食べるものが少なくなり、栄養がある物を摂らなくなってしまうので、体の中の栄養素がどんどん失われていって、栄養失調状態になっている、自然となっていらっしゃる方が結構いらっしゃるということなので、前の動画でもお話した通り、やはり肉、魚、タンパク質を、多く摂取する。そして炭水化物、ご飯も主食として食べていただくのはとても大事。食べると太ってしまう、太ると歩くのも大変だ、膝が痛くなることもあるのですが、食べて、少しでも運動すれば、そんなに急激に太ることはないと思いますので、ぜひ食べることをとても大事にしていただきたいと思っております。
そして次は「ごはん友だち、増加作戦」で、ランチやディナーを友達と一緒に食べて、食べながらいろんなお話をすることがとても大事なので、一人で食事をするのでなくて、友達を誘って、近くのレストランや食堂に、外食に行くということがとても大事です。外食をすることは家にいるのとは違うので、身支度もしなくちゃないですね。髪の毛を整え、化粧し、洋服を着替え、そうすると自分でも気持ちがシャキッとするので、日頃の生活とはまた違ったスイッチが入って、着飾るっていう、きれいにするっていうことは、男の場合でも私も動画を撮影するためにスーツを着て、ネクタイをしているのですが、こうするとスイッチが変わる、モードが変わるのですね。ぜひ生活の中でリズムを変えることがとても大事。女性の皆様だと、ランチをしながら、お友達とお話をすることが、話の中で声を出し、会話の中で笑うことはとても大事だと思います。私も終活セミナーの中でも「スマイルストレッチ」ということで、毎日笑いましょうと言っておりますが、本当に笑うのはとても大事なので、皆様友達と一緒にランチをしながら会話をすることが、とても大事だと思います。
そしてもう一つ「買い物は人生の自由、自立そして快楽」で、ご自宅で夕食を「今日は何にしようかな」「今日は鍋でもしようかな」「ちょっと魚を焼いて食べようかな」「肉にしようかなぁ」と献立をいろいろ思い浮かべると思うのですが、それを近所のスーパーに行って自分で買います。買う時にも、品物を選びながら「どの肉がいいか」「値段は高いのがいいのか、安いのがいいのか」と思考するわけです。そこで物を見て買って家に帰ってそれを調理して食べるという一連の流れが、ヨタヘロ期にはならいうことですので、女性の方は買い物です。若い方はまとめて1週間分とか今冷蔵庫もかなり大きくなってきたので、保管がしやすくなったということもあるのです。まとめ買いなんかもするのですが、高齢者の方は買う量も少ないので、出来れば毎日食材を買いに行って、先ほどのランチと同じように、外に出ていくわけですから、当然身支度をして、ある程度小綺麗にしていかないと駄目ですよね。近所の方に「あっ、村上さんこんにちはー」って言われた時に、小綺麗にしたほうがいいですよね。そして近所の方と会ったときに、ちょっと一言二言お話をすることがとてもリフレッシュになります。買い物に行って、いろんなことを考えて、そして自分で決断するってことが、自由で、自立して、そして自分で買ってきたもので作って、食べて、美味しかったっていう、これが快楽ということになると、樋口さんも実践なさっていらっしゃるわけです。私はこれを終活セミナーの中でも、プラチナパートナーズの皆様にぜひお伝えをしていきたいと思います。今は八百屋さんや魚屋さんがなくなって、お店の方と掛け合いをしながら、買い物ができなくなりました「これ、もう少し安くしてくれない」「これ、もうちょっとちょうだいよ」という会話の中で、買い物ができたのが、対面商売でとてもよかったのですが、今は大きいスーパーに行きますと、全部陳列されて、掛け合いもできないのですが、でもその中でも店に行って、自分の目で商品を見て、野菜や肉を見て目で味わいながら、購入する、自分で決断し調理して食べることを継続してやっていけば、70代~90代まで元気で頑張って過ごせると思っております。どうぞ皆さん元気で、ヨタヘロ期が来ない状況で過ごしてまいりましょう。