ハーバード学生が話してくれた「夢・やりたいこと」に囚われないあり方

2019年1月18日

先日、ハーバードビジネススクールの学生たちとお話しする機会がありました。

皆さん、お話し好きで穏やかで想像力が豊か、お話しする時間はあっという間でした。

ハーバードビジネススクールの学生、というとどんな人を想像しますか？

この日、私は意外な言葉をお聞きしました。

「自分には夢もやりたいことも、まだ特にない。」

そういったものを持っている人ばかりだと思っていたので、思わぬギャップでした。
ギャップを感じるとより興味が出てきます。
その方は、続けて話してくださいました。

「自分には夢もやりたいことも。まだ特にない。

だけど、自分はいつもオープンマインドでいる。

夢ややりたいことがなくても、そうしていると、

興味のあることと出会えたり、

やってみようかなと思えることを知ったり、

面白いと感じる人に出会って、

行動できる。

それが充実した時間に繋がっている。」

私たちは、「夢」「やりたいこと」といったことに囚われてしまいがちです。

まるで、それがないとダメな人間とでもいうように。

実際、それがない人は申し訳なさそうに「ありません・・・」とうつむいてしまったりします。

なぜ？

夢ややりたいことって、人生においてどんなものなんでしょう？

私は「人生を彩るもの」の一つであることは間違いないと思っています。

ですが、これに囚われてしまうと、それだけに邁進するあまり周りが見えなくなってしまったり、
それさえあれば幸せになれると思い込んで「見つけること」が目的になってしまったり・・・
という方もお見かけします。

そうではないはずです。

人生を、自分自身を楽しむこと。

まずは毎日を楽しむこと。

そのために、自分の人生をどう生きたいのか。
自分自身は何を望んでいるのか。

そういった理解から始めることが、満足のいく人生に繋がっていきます。

囚われるのではなく、自分を理解し解放すること。
信頼できる他者に、思っていることを口に出してみること。

モヤモヤしている方、既に悩んでいる方、まずはそこから始めませんか。

☆国家資格キャリアコンサルタントはあなたの言葉を丁寧にお聴きしながら、
自分自身に向き合えるよう問いかけ、あなたの内面にある答えを見つけられるよう、寄り添っていきます☆