コラム
「学びとは」第5回 とろろ汁と古典
2021年4月2日
私の高校生時代、古典は苦手科目でした。ある日の古典の授業は俳句でした。
先生が芭蕉の「梅若菜 丸子の宿の とろろ汁」という句を紹介しました。
そのとき、ああ、とろろ汁を食べたいな。と思ったのでした。
そうすると、先生は「とろろ汁を食べたいと思いませんか?」との質問。
ああ、私はこの件以来、俳句が、そして、古典が好きになりました。
芭蕉の出身は今の三重県。それならどんな句があるのだろうと調べたり、
奥の細道の旅はどんなだっただろうと考えたり、したものでした。
勉強が学びに変わるきっかけというは、ある日突然やってきますが、
それは勉強の中で、興味をもつことから、学びにかわるのです。
もし、勉強が苦手だという場合は、何でも良いので、興味をもつことがとても重要です。
※丸子(まりこ)は静岡県にあり、旧東海道の宿場町です。
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