まだまだ伸びる!頑張れ受験生!
ほったらかしになっていませんか?
成績の悪い科目は、どうして成績が悪いのでしょう? 一番多く見受けられるのが、普段どうしても後回しになって、結局テスト前にしかやらないから、というものです。“好きじゃない”“わからない”など色々な理由で、限られた勉強時間の端に追いやられている科目、それが成績の悪い科目なのです。
自分の勉強傾向を冷静に見つめ直してみましょう。いつも同じ科目ばかりやっていませんか?好きな科目から勉強を始めて、成績の悪い科目はいつも後回しになっていませんか?
本来は逆でないといけないはずです。成績の悪い科目だからこそ、一番重点的に勉強しないといけないはずです!
自分ではどうしてもやる気になれない!という方は、是非ご相談ください。
勉強が単なる作業になってしまっていませんか?
しっかり勉強はしている、という人でもテストで点の取れない人がいます。こういう人は真面目に几帳面にノートも書いているし、字も丁寧な場合が多いです。でも、実はノートをきれいに書いただけで満足していませんか?ノートに書き留めたことで処理は完了!と言わんばかりの態度になってはいないでしょうか?
自分の勉強態度を冷静に見つめ直してみましょう。ノートに書いたことは本当に理解できているのでしょうか?書いただけになっていない?
次の「“わかったつもり”になっていませんか?」にも通じるものですが、単に書いただけであって、書いた内容が真に自分のものになっていない人も多いのです。
“わかったつもり”になっていませんか?
いやいや、しっかり理解もしているし!という人でも成績の悪い人がいます。これはもっともやっかいな“わかったつもり”の恐れが濃厚です。
“わかったつもり”とは、本当はわかっていないのに、“わかった”気になっていることを指します。やっかいなのは、これが意図的なのではなく、無意識にそうなっている場合です。
意図的な“わかったつもり”は「面倒くさい」とか「先生の話長い」とか「これ以上考えたくない」とか、勉強からの逃げの姿勢から生まれてくるものです。これは勉強に対するやる気の問題です。
一方、無意識な“わかったつもり”は、いわゆる理解が浅い状態です。または、わからないところを無意識にスルーして、わかるところが少しあっただけで「わかった!」と口にし、それで満足してしまう態度を指します。無意識ですから、こちらが「いや、本当はわかってないでしょ?」と異議を挟んでも、「いえ、わかりました。大丈夫です!」と自信満々です。
「じゃあ、ためしにこの問題を解いてごらん。」と言うと、案の定、解けない。そして、再び解説をしてヒントを与えると、「あ、そっか!」と勢いよく解き始めます。結局、この人の理解度は「少しヒントをもらえると解ける」というレベルにとどまっていて、テストで白紙の問題を見ると、自分で何から始めたらいいのかわからず、まったく解けないのです。
こういう人に限って、後から解説を見て、「あ~そうやった~わかってたのに~」などと言っています。
白紙の状態のはじめからすべてを構築できる(説明できる)ようになってはじめて、“わかった”という状態になるのだということを知りましょう。