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山際雅詩

志望大学合格を実現させる個人別学習指導のプロ

山際雅詩(やまぎわまさし) / 塾講師

未来教育やまぎわ塾 やまぎわ高校ゼミ

コラム

「成績優秀な人」=「考える人」

2015年11月30日

テーマ:合格する勉強法

コラムカテゴリ:スクール・習い事

 学問を学ぶ上で決定的に重要なことがあります。
 それは、出てくる言葉(用語)について、その
“定義”をしっかり押さえ、理解し、言葉で正しく説明できるか
ということです。
 たとえば、△「三角形」って何でしょう?言葉で正しく説明できますか?
「三角形」とは
“同一直線上にない3点と、それらを結ぶ3つの線分からなる多角形”
のことです。
 自分のオリジナルな説明ではなく、一言一句違わずに、定義通りによどみなく説明できるかが、非常に重要です。

 学問の各分野には、その分野の知識や概念を説明するために作られた種々の用語(学術用語)があります。そして、各学問はこれらの用語を駆使して語られ、成り立っています。従って、これらの用語がどのように定義されていて、どのような意味を持っているのか、何を指しているのかを理解し、正確に覚えていくことが中学生・高校生のような初学者にとってはきわめて重要なのです。

 そして、学問だけにとどまらず、日常生活で目にしたり耳にしたりする言葉に対しても、敏感なセンサーを持ち、どういう意味なのかな?どういうことなのかな?と立ち止まる、もしくは振り返る姿勢が強く望まれます。そのような姿勢からベースとなる知識は身についていくのです。
 
 「考える人」ってどんな人のことをいうのでしょう?
そもそも「考える」ためには、ベースとなる知識が絶対に必要です。そして「考える」手段となる言葉が必要です。正しい言葉の定義・意味を知り、多くの知識を身につけて初めて、学問的に「考える」ことができるのです。すなわち応用力を発揮でき、成績アップにつながっていくのです。

この記事を書いたプロ

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山際雅詩(未来教育やまぎわ塾 やまぎわ高校ゼミ)

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