更年期障害に効果的な鍼灸のツボ
眠気はしっかり眠れないのが原因です。寝つきが悪い、何度も目が覚める、早朝に目が覚めるなどは不眠症かもしれません。
更年期障害からくる眠気であれば、自律神経の乱れや冷え、ほてりなどが引き金となって寝つきが悪くなるために起こります。
眠気が起きるのは何が原因?
睡眠は、ちょっとした環境の変化などで影響を受けます。何か心配事があれば考え込んでしまい目が冴えて寝付けなくなることがあります。寝室の温度や湿度が適切でなかったり、騒音に悩まされたりすれば、睡眠が妨げられるのはよくあることです。
何らかの外因で寝つきが悪く、夜中に何度も目を覚ましてしまうようであれば、寝不足になります。日中も家事や仕事に支障をきたすほどの眠気に襲われるでしょう。
このような場合であれば、眠気も一時的なものです。特に対策を取らなくても問題はないでしょう。ただし、いつまでたっても眠れない状態が続くのであれば不眠症の可能性もあります。
不眠症には3つのタイプがあります。寝つきが悪く布団に入ってもなかなか眠れないというのは「入眠障害」です。睡眠中に何度も目が覚めてぐっすり眠れないというのは「途中覚醒」です。まだ暗いうちから目覚めてしまい、そのまま眠れなくなるのが「早期覚醒」です。
更年期障害でも眠れなくなる
上記に加えて、更年期障害の症状としても眠気が起こるケースがあります。
更年期にもなると自律神経が乱れ、体内時計が狂いやすくなります。すると寝付きにくくなるのです。さらに、代表的な症状である冷えやホットフラッシュ、イライラが原因となって眠りを妨げることも珍しくありません。
更年期特有の不快な症状から日中に体を動かすことが減れば、疲労感がないことで眠くなりません。イライラや憂うつ感で頭や心が疲れているのに、身体はぜんぜん疲れていないとなれば、寝つきは悪くなります。
結果として昼間に眠気が生じます。
改善するためには自律神経を整え、体内時計が一定のリズムで動くようにすることです。就寝前にはぬるめのお風呂につかり、マッサージやストレッチで体を温めリラックスさせましょう。パソコンやスマホの強い光は交感神経を刺激するので、寝る前には控えるようにしましょう。