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中隆志
弁護士
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中隆志(弁護士)
中隆志法律事務所
最近オーストラリアの海底に沈んでいたタイヤであったか針金であったかは忘れたが、化石化していたという話を読んだ。化石が出来るまでには極めて長い年月を要するとされてきたのだが、その前提が崩れ去る可能性...
事業を営んでいたり、個人でも負債が多かったり資産があると、破産の経緯や資産隠しがないか、あるいは資産をお金に換えて債権者に分配する破産管財人が弁護士から選ばれる。そのためにこうした破産事件では最低...
日本人の親切も捨てたものではない。先日、クリーニングのタブをつけたままのズボンを履いていたところ(当然私は知らないで履いているのだが)、駅で女性が寄ってきて、「クリーニングのタブがついているので切...
民事の裁判で判決ではなく「和解」で事件が解決することがある。和解は裁判官にとっては判決を書かなくても済むし上級審に事件が行くこともないので和解ばかりしたがる裁判官もいる。 当事者にとってお互いが...
要件事実というのは、たとえば民事訴訟で原告となって訴える側に立ったときに、自分がこれこれこういう請求をするというのを「請求の趣旨」というのであるが(たとえば500万円を支払え)、この請求の趣旨を導き...
私は万年筆好きである。小学校の頃、小説家か漫画家か野球選手になりたいというのが夢であった私は(サッカーは当時まだメジャーではなかった。キャプテン翼が始まる前だったので)、原稿用紙を買ってきて小説家...
何かをしないといけないとか制度を作らないといけない時に、「理論上おかしい」と言って反対する人がいる。一般に、こうした何かをすることとか、制度を作ったりすると、その後は弁護士の負担が増えて大変になる...
世間の耳目を集める大事件は一生懸命やる癖に、通常の事件では手を抜いたり、全く事件を考えていなかったり、中々進行させなかったりする弁護士がいる。あるいは、利益が出そうな事件は一生懸命やって訴額の安い...
弁護士をしていると、悩ましい事件に遭遇する。法律論について考えさせられたり、過去の裁判例では同様の事件でどのような判断を下しているか等判例調査や文献を調べる必要が多々出てくる。これは何年弁護士をし...
勧善懲悪だけで割り切れないのが世の中である。善と悪は紙一重であったりすることもある。未来永劫変わらない罪というのもあるであろうが、罪によっては時代とともにその判断基準が変わるものもある。人によって...
私は実務家なので、実益のない議論はしない。実益のない議論をして悦にいっている弁護士も多いし、それによって自分が「理論家」であり、何か「偉い弁護士」のように思っている人もいるが、実務家集団の中におい...
心神喪失とか心身耗弱状態であったということで、刑事責任が減刑されたり、無罪となることがある。被害者からすれば、被告人側の事情によって刑が軽減されたり無罪となることは全くもって納得いかないということ...
弁護士稼業をある程度やっていて思うのは、まじめにやる人ほど短期的には損をするということである。弁護士会の一円にもならない仕事もまじめにやっていると、また次々と「あの人ならやれる」ということで仕事が...
4月の初め頃には駅や町中に学生や新入社員らしき人があふれかえり、駅の自転車置き場も混んでいるし電車も混んでいるのであるが、5月の連休明けには人がだいたい元の多さになっている。常々不思議に思っているこ...
裁判修習をしている時間の方が長いせいか、研修所でも要件事実とか事実認定の講義をしている時間が長いせいか、修習生はだいたい裁判所寄りで、裁判官的発想をする者が多いように思われる。訴訟の行く末を考える...
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