事務所選び
現在弁護士の仕事をして31年目であるが、31年やっていても知らないことは多々ある。
もちろん、基本的な類型はたいてい対応できて(と思っている)、その中にも31年していると、得意分野があったりもする。
ただ、その基本的な類型の事件や得意分野でも、法律の改正があったり、新しい裁判例・判例などが出て、勉強はしないといけない。
少し前にやった障害年金不支給処分取消訴訟や、全く知らない分野はどうしてもある。
それでも対応可能そうな事件だと引き受けて対応している。
ただ、全ての分野で相応の結果を出すというのは私のような凡人にはできないので、対応できない分野や、事務所としては対応するが、ある分野は同じ事務所の弁護士に全て任せるという分野も出てくる。
それでも31年かけて覚えたり、勉強したり、経験したという積み重ねがある。
一方、今の時代、新人の弁護士は、覚えたり、調べることが多すぎて、一人前になるのが昔より大変であろうとも思う。
私が新人の頃と比較すると、全ての分野で議論が精緻化し、判例や裁判例も多いと思う。
だからといって知らないことをいつまでもやらないと成長もないので、努力し続けるしかないのである。


