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コラム

腹の立つじいさん

2013年5月31日

コラムカテゴリ:法律関連

 先日、道を歩いていると、大きめの車が来て、左折の合図を出している。私は歩行者なので優先であるから、その前を横切って歩いた。そうしたところ、横切った瞬間に、ものすごい大きい音でクラクションを鳴らされたのである。
 そんなところでクラクションを鳴らされるとは思っていなかったので、多少驚いたとともに、ムカッと来た。
 怒りのこもった目で運転手を見ると、爺さんであった。

 爺さんは私を見ておらず、左折しようとしているのに、自分が左に曲がりたいのに、そこで停車している自動車があったので、その自動車をのかせようと鳴らしたようであり、その自動車を見ていた。
 しかし、停車している自動車とは距離があったので、停車している自動車は気づかない。
 どう見ても、そのシーンだけ見ると、目の前を横切った私に鳴らしたようなシチュエーションであったが、どうも停車している自動車にクラクションを鳴らしたようである。ジイサンには私は見えていなかったようである。だから私が目の前にいるのにクラクションを鳴らしたのであろう。それも怖いけど。見ていなかったら急発進していた可能性もある。。。
 裁判所に行く途中だったのと、爺さんとけんかをする訳にもいかず、そのまま行きすぎたが、クラクションを人の近くで鳴らすと、結構音量があるので、耳が痛くなる。
 高齢の方で、あれで驚いて転倒したら、場合によれば損害賠償ものである。
 
 正直、高齢の人で、運転技能が落ちてきた人は運転を控えて欲しいと思う。
 前は道路を逆走していて、さも私が逆走していて、自分は正しい顔をしてクラクションを鳴らしていたジイサンもいたことだし。

この記事を書いたプロ

中隆志

被害者救済に取り組む法律のプロ

中隆志(中隆志法律事務所)

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