数字と縁起
以前、サックスを習っていること書いた。
基本的に週1回1時間、個人レッスンを受けている。
元々、習い始める際に、全くの初心者で、かつ、楽譜も読めなかったため
グループレッスンなど恥ずかしすぎる、という理由で
個人レッスンをしてくれる教室を探した。
色々探していく中で、生徒さんの声からも、先生が優しそう
という今の教室に辿り着き、通ってみることにしたのである。
体験レッスンを受けてみたところ
先生は「音が出たら大丈夫!」と言って誉めてくださり
気をよくした僕は、それからずっと通い続けている。
2019年6月からなので、ちょうど3年が経過したことになる。
前にも書いたが、先生は全く怒ったりせず、もの凄く優しい方なのだが
同時にもの凄いスパルタで
「俺まだ全然できてへんやん」というこちらの意思などお構いなく
ずんずん進めていってしまう。
そのため、習い始めて5か月ほどしか経っていない2019年11月にあった
教室の発表会に「大丈夫!」と言われて出た。
楽曲は「酒とバラの日々」で
プロのピアニストとベーシスト、ドラマーをバックに吹いたのだが
このときは訳が分からないうちに、楽しむ余裕もなく終わってしまった。
翌年2020年2月に、教室の新年会もあり
それは、一人ではなく、サックスとパーカッションの10名程度のアンサンブルで
発表するものだった。
その時点でも、まだ習って1年も経っておらず
技術も知識も全然だったから、楽しいなどと感じることなく、終わってしまった。
その後は、コロナのせいで発表会はなかった。
さて、ようやくタイトルに辿り着いた。
昨日は、普段のレッスンではなく、教室が開いた、ブルースのワークショップがあった。
参加者は、発表会でもお会いしたことがある、僕よりキャリアの長い生徒さんたちで
アルトサックス2名、テナーサックスは僕ともう1名
あと、パーカッションの生徒さんがトロンボーンで参加されていた。
内容は、ブルースのコード進行についての基礎的説明に始まり
伴奏に合わせてコードトーンを吹いて行き、最後はそれぞれ2コーラス、アドリブで吹く
というものである(簡略化している。)。
アドリブの2コーラス目に、他の参加者が、「リフ」という合いの手のような演奏を入れる。
最初は、僕が一番下手なこともあり、強ばってしまっていたが
何度かアドリブを吹いていくうちに、下手だとかどうでもよくなってきて
「自由に吹いてやろう!」と思って吹くと、めちゃめちゃ楽しかった。
アドリブを吹いているときも、リフを吹いているときも
みんなで一緒に演奏している、何とも言えない高揚感を味わった。
あれは、1人で吹いていても、得られることのない感覚だ。
というわけで、長々と書いたが
音楽は、1人で演奏するより、断然、みんなで演奏した方が楽しい
ということがよく分かった。
そしてそれは、実際に演ってみないと分からん、ということである。
そんだけです。
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弁護士西村友彦(にしむらともひこ)
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