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アメフトシーズン真っ盛りなのでアメフトについて書く

西村友彦

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テーマ:雑記

年明けからのスポーツといえば
箱根駅伝などの駅伝、高校サッカーやラグビーなどを思い浮かべる方が大半であろうが

アメフトファンにとっては、1月、2月は
血湧き肉躍る、正真正銘、ど真ん中剛速球のアメフトシーズンである。

レギュラーシーズンが終わり、成績上位チームで繰り広げる
プレーオフのトーナメント戦が始まり
(今年から)2月の第2週の月曜日(日本時間)に開催される
スーパーボウルへと、ボルテージが次第に高まっていくのである。

今年も、昨日からプレーオフが始まったところである。

”Win or Go Home"
と言われるように、プレーオフは、負ければそこでシーズンが終了するため
両チームが力を存分に出し切る、見所の多い興奮する試合がたくさんみられる。

そのため、毎年、プレーオフの試合は、録画して全部観ている。
(今年も予約録画していたはずが、何の不調か、全く録れていなかった。トホホである。)


そんなわけで
アメフトファンにとっては、アメフトはめちゃくちゃ面白いスポーツなのであるが
日本では市民権を得るに至っていない。

今更ながら、その理由を考えてみた。


①まず、アメフトに触れる機会がほとんどない。
なかには、アメフトとラグビーの違いも分かっていない人がいるくらいである。

サッカーやってた人がボール持って走り出してラグビーが生まれたのだから
僕から言わせれば、サッカーとラグビーの方が、よっぽど近いスポーツである。
間違えるなら、サッカーとラグビーを間違えていただきたいくらいだ。

そんな恨み言はともかく
触れる機会がほとんどないのだから、好きになる可能性が極めて低いのは当然だろう。


②そして、アメフトに触れる機会があったとして、決まり事が多く、ルールがすぐに理解しづらい。

ちゃんとルールが分かっていて、懇切丁寧に説明してくれる人が横で解説でもしてくれなければ
観ていてもちんぷんかんぷん、となり、面白さが分からないとしても、致し方あるまい。

ルールが分かっていても、僕のように、観ながら興奮してしまって
解説がそっちのけになってしまう人間がいるため、一層、アメフト離れに拍車をかけているといえよう。


③アメフトに触れ、ルールをある程度理解できたとしても
とにかく試合時間が長い、というのが、最後にして最大の難関ではなかろうか。

プレーする時間は、NFLでは、15分クォーターで合計60分のはずが
プレーがぶつぶつ切れ、クォーター間の休憩なども入れると
結局、始まってから終わるまでは3、4時間になる。

忙しい日本人が、スポーツを観るのに、優雅に3、4時間を使う
というのは、よっぽど好きやないとしない、ということになるのは、当然の帰結といえよう。


以上のような要素が絡まり合って(他の要素もあるとは思うが)
アメフトは市民権を得られていないのではなかろうか。


大学時代にアメフトを通じて人間形成をさせてもらったにもかかわらず
さしたる布教活動も行わず、恩返しをできていない僕が、偉そうに言えたことではないのだが。


そんな僕から一つだけお願いさせていただけるとするならば
今年の2月14日(月)のNFLの頂上決戦、スーパーボウルだけでも、観てみていただきたい。

僕も毎年、仕事にお休みをいただいて、リアルタイムで観ているが
リアルタイムといかないまでも、せめて録画して、流しっぱなしで
お酒なども飲みながら、だらだら観てみていただきたい。

日本のスポーツ観戦で得ることができないような、エンターテインメント性を
感じていただけるのではないかと思う。


そうして、アメフトに興味を持ってくれる方が1人でも多く増えることが
日本のアメフトを盛り上げる力になると思う。


アメフトは面白い。



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弁護士西村友彦(にしむらともひこ)

夷川通り法律事務所

事業内容
■ 企業法務
■ 民事事件
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西村友彦(弁護士)

夷川通り法律事務所

トラブルを未然に防ぐことを目指し、中小企業、個人事業主を含む企業法務、不動産関係、信託、離婚、遺産分割、宗教法人関係、少年事件など幅広い分野の事件に対応し、解決へと導いていく弁護士として活動している。

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