マイベストプロ京都

コラム

弁護士は伝書鳩ではない

2021年11月25日

テーマ:弁護士業務雑感

コラムカテゴリ:法律関連

弁護士は、ご依頼者本人に代わって、訴訟行為などを行う。

しかし、本人の言っていることや望んでいることを
何でもかんでも、そのまま裁判所や相手方に伝えるのは
弁護士の仕事ではないと、僕は考えている。

何でもかんでもそのまま伝えれば、本人は満足かもしれないが
事案には、筋や、あるべき解決の姿というものがあり
そこから外れる本人の言い分なのであれば
本人を説得し、言い分を飲み込んでもらうべき場合もあり得る。

本人にとって耳が痛いことを伝えながら
それでも信頼関係を繋ぎ、事案を解決に導く能力こそ
弁護士に求められている資質であると、僕は考えている。


もっとも、そのように考える弁護士ばかりではないようで
右から左に本人の言い分を垂れ流すだけ、という伝書鳩のような弁護士もおり
近年は、そのような弁護士が相手方になることも増えてきたように思う。

相手方がそのような弁護士だと
事案に対する共通認識を形成できないので
あるべき解決に導くために苦労することになる。

最近でも、ある事件で
相手方である伝書鳩弁護士が、時間に遅れてまだ来ていないときに
裁判官が「●●先生が、(裁判の状況を)よく分かってないんじゃないかと思う。」
と言い、僕も「そうですよね。」と答えたことがあった。


こんなことを言われているようでは
本当の意味で、依頼者本人のためになっていないことは明らかである。

弁護士は、伝書鳩ではだめなのだ。


************************************************


弁護士西村友彦(にしむらともひこ)

夷川通り法律事務所

事業内容
■ 企業法務
■ 民事事件
■ 家事事件
■ 少年事件

〒604-0966
京都市中京区夷川通富小路西入俵屋町300 ムロビル2階
電話075-231-0026
営業時間平日9:00~17:00(定休日土・日・祝)

ホームページ

ブログには、もう少しくだけた記事もアップしています。
こちらも是非ご覧ください。
京都の弁護士西村友彦の日記

この記事を書いたプロ

西村友彦

トラブルを未然に防ぐことに力を入れる法律のプロ

西村友彦(夷川通り法律事務所)

Share

関連するコラム

西村友彦プロへの
お問い合わせ

マイベストプロを見た
と言うとスムーズです

お電話での
お問い合わせ
075-231-0026

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

西村友彦

夷川通り法律事務所

担当西村友彦(にしむらともひこ)

地図・アクセス

西村友彦のソーシャルメディア

rss
ブログ
2021-11-16
twitter
Twitter
2021-11-18

西村友彦プロのコンテンツ