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S1 information 10月

久保克己

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テーマ:S1.information

S1 information 10月は「入試問題 <過去問>を『正しく』活用しよう」です。
項目は次のようになっております。
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受験生の皆さん、いよいよ入試間近です。
POINT1:入試問題の演習には「慣らし運転」が必要
POINT2:志望校の入試問題は最低でも過去3年分。後半には時間を図って!
POINT3:過去問にとりかかる時期について
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上記、各POINTについてそれぞれ分かりやすい説明がついております。とても大切な内容が書かれておりますので、是非、ご一読いただきたいと思います。
京進HP

過去問題の利用法について付け加えておきたい事があります。POINT2で「志望校の入試問題は最低でも過去3年分」とありますが、あくまで「最低でも」という事です。第1志望の過去問題は、出来れば過去5年分、可能ならさらに遡っても良いと思います。

それと、数学が苦手な中3生に、過去問題の効果的な取り組み方を紹介したいと思います。
それは、第1志望校の数学の過去問題から「弱点ノート」を作成して携帯し、繰り返し復習する事です。
1.過去問題を解いて、間違えた問題や分からなかった問題の解説を読んで理解します。解説を読んでも、どうしても理解出来ない場合は、学校や塾の先生に質問しましょう。
2.理解出来たら、自分の力で解いて正解を出す事が出来るようにしましょう。計算も必ず自分でするようにしましょう。
3.間違えた問題や分からなかった問題をコピーして、切り取ってノートの左ページに貼り付けて行きましょう。下に余白があっても構いません。ノートは贅沢に使いましょう。
4.右ページには、理解して正解を出す事が出来るようになった解き方と解答を書いておきましょう。
5.これが自分だけの弱点ノートになります。ノートは携帯して、時間があればいつも開いて、問題と解き方を復習しましょう。

難しい問題や自分の弱点の問題は、一度出来るようになっても解き方を忘れてしまいがちです。第1志望の過去問題から弱点ノートを作って、繰り返し復習する事で、志望校の過去問題を記憶に定着させるのです。繰り返し復習すればなんとなく、解き方が分かってきます。それが自分の得点力の「核」になります。第1志望の過去問題を得点力の「核」にしながら、併願校の過去問題などにもあたっていけば、入試での得点力は大きく伸ばす事が出来るでしょう。

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京進これから研究所では、将来にわたって生徒さんに役立つ何かを提供できるように教育企業としてできることを日々研究しています。新規事業の種(シーズ)の収集や新商品の開発、教育指導方法、生徒さんのやる気向上の問題などを研究しております。

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久保克己(塾講師)

株式会社京進

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