ブランディングで「QUALITY」と「DESIGN」が揃ったら・・・
ブランディングを具体的に進めるにあたり、必要となるパーツについて確認しておきましょう。
企業のブランディングではさまざまな方策が考えられますが、それをうまく進行させるためにはいくつかの重要なパーツがあります。もちろんデジタルなものが主流ではありますが、アナログの持つ拡散力やリアリティーが再認識されてきているようです。
デジタルかアナログかという議論ではなく、それぞれの利点どおしをうまく繋げて効果を上げるというのが重要であり、ブランディングの持続性や拡散性においても有効です。
主なブランディングのパーツ
根幹となるもの
ブランディングを行ううえで最も基本となる部分です。個々がしっかりと構築できていないといくらお金をかけていろいろな方策を講じても効果が限定的なものとなってしまいます。
●商品自体・サービス自体
●ブランドマップ
●ロゴデザイン
●パッケージデザイン
デジタルなもの
インターネットをはじめとしたデジタルな方法論のパーツです。ここをうまく使いかどうかでブランディングの拡散力が大きく左右されます。日々進化しつづけるインフラをいち早く、効率よく取り入れることでブランディングの成功率は大きく変わってきます。
●ホームページ
●ランディングページ
●ブログ
●Instagram
●facebook
●その他SNS(X、Pinterest等)
●YOU TUBE
●オンラインショップ
●メルマガ
アナログなもの
一時期衰退すると言われていたアナログのツールですが、最近ではデジタルな方法論と連携させることで双方がさらに大きな力を発揮することが知られています。人間が生物である以上アナログな方法論は消えることはないのです。
●会社案内
●名刺・封筒
●事業のパンフレット
●機関誌
●看板(社用車のロゴなども含む)
●チラシ・DM・新聞広告
●紙袋・包装紙
リアルなもの
忘れがちですが、リアルな場面での方法が最も確実で効果的である事は明白です。インターネットが世界を席巻するようになってからとかく軽視されがちですが、人対人のコミュニケーションほど強く印象を与える方法はありません。
●実店舗
●POP UP SHOP
従来メディア
インターネットに押され、徐々に力は薄れているもののまだまだ影響力がありますが、高額な広告費が必要になり、費用対効果が計りにくく、ハードルが高いため中小企業には現実的ではありません。
●メディア広告(デレビ・ラジオ)
これらのアイテムを理想的にはできるだけ多く取り入れ、ネットワークの網をいかに広げるかが重要ですが、それには単に数だけでなく、どう連携させ、どう相乗効果を生むかが重要です。それぞれの特性を最大限に生かし、アイテム同士の相性も考えながらブランディングを推し進めていく必要があると言えるでしょう。