ブランディングで「QUALITY」に自信が持てたら

小泉達治

小泉達治

テーマ:中小企業やショップのブランディングとは

「QUALITY」に自信が持てたら、次に考えるのは・・・・。

自分たちのビジネスに自信が持てるようになったら、その次にどうするか・・・・。
次はその商品やサービスに関わる物の「DESIGN」を考えましょう。
「DESIGN」と一言でいっても、かなり広範囲に及びます。
当然その商品自体のデザインが最も重要ですが、それに付随するロゴデザインやパッケージデザイン、さらには販促に必要な印刷物、広告、そしてWEBサイトなど。数えだしたら切りが無いほど沢山のアイテムが必要です。

統一感のある「DESIGN」が重要

個々のデザインのレベルを上げるのはもちろんですが、最も大切なことは関連するすべてのデザインに統一感が無ければいけないということです。一見当たり前のように思いますが、発注先や製造工場などが違う全てのアイテムでデザインイメージを統一するというのはそれほど簡単ではありません。印刷物は印刷会社のデザイナー、ホームページやオンラインショップはWEB制作会社、パッケージは包材メーカー、広告は広告代理店のデザイナーというように通常はそれぞれの制作物によってデザイナーが存在し、そのデザイナーはスキルも年齢も性別もバラバラですから、同じイメージでデザインを上げるというのは、そもそも無理で当然なのです。

それでも、ブランディングにおいては、とにかくデザインのブレを無くすことが重要です。エンドユーザーやクライアントに的確な製品イメージを伝えるに、そこは絶対に譲れないところです。

デザイナーは最小限の人数で

では、ブランディングにおいてぶれずにイメージの統一を図るには、どうすればよいのでしょう。
その答えは至ってシンプル。できるだけ関わるデザイナーの数を減らすことです。
そういってしまうのはとても簡単ですが、実際にはなかなか実現できないのが現状です。なぜなら、デザイナーにはそれぞれ得意分野や専門の分野があるのが普通で、逆に専門外は全く知識が無い、というのが常識です。ですからアイテムが多ければ多いほど沢山の人数のデザイナーが必要になるわけです。
理想的には1人のデザイナーか1社のデザイン会社が全てを担当する方がいいのは誰でも簡単にわかることですが、こういった事情からなかなかそれは難しいのが現状です。




そしてさらに、クライアントのビジネスやものづくりの背景を理解し、クライアントの目線でデザインすることも重要です。デザイナーの立場からはこういうデザインが流行だ、とか、こういうデザインがこれからは新しい、といった想いも当然必要ではありますが、商品を作る側の事情や想いも理解する必要があります。そこには業界ごとの様々な状況やトレンドが存在し、その業界の中に身を置かないと感じることのできない流れがあるものです。それを感じ取るにはその製品のことを徹底的に勉強し、業界人と変わらない知識を持たなければなりません。場合によってはクライアントのブランディングに関するコンサルティングもできるくらいのスキルが必要になることもあるのです。

そう考えると販促のアイテム毎にデザイナーが違うような方法では、よほどの偶然がない限り精度の高いブランディングはできません。

だから私たちコイズミデザインファクトリーは全てをデザインする

このような理由から私たちコイズミデザインファクトリーでは、ブランディングにおいてデザインイメージのブレを最小限に抑えるために、商品を生み出すところから、エンドユーザーの手元に届くまで、全てのデザインを自社内で対応可能にしています。アウトソーシングしていては全く同じことですから、それも一切行いません。
「イメージのブレを最小限に抑える」このことがブランディングのデザインにおいて最も重要で不可欠なことのです。

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小泉達治
専門家

小泉達治(デザイン)

有限会社コイズミデザインファクトリー

ブランディングや商品企画、グラフィックデザイン、WEB・オンラインショップ構築、テキスタイルデザイン、プロダクトデザイン、イラスト、写真・動画を社内制作。企業のデザインをコンサルティングする実績多数。

小泉達治プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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