タックスフォーラム2011

　みなさんこんにちは。笑顔と元気で走り回っている税理士の村田です。

　先日、東京お台場にあるホテル日航東京において開催された「タックスフォーラム2011」という催事に参加してきました。

　このタックスフォーラムですが、TKCの税務研究所が主催し、全国からおよそ500名の税理士が参加する、かなり規模の大きな税務に関する研究会です。

http://www.tkc.jp/tkcnf/seminar/20110519002953.html

　午前9時半に開会し、午前中は会員の税理士が行った研究の発表会が行われます。
今年は神奈川県の税理士グループが「租税法律主義と通達課税」についての研究発表と山梨県のグループが「税理士のあるべき姿」と題する研究発表を行いました。

　この研究発表は、昨年は私を含む京都のメンバーが「来るべき消費税率アップに向けての提言　─複数税率、インボイス制度は必要か？」と題する研究発表を行っており、昨年は壇上で緊張して、そして今年は会場から緊張しているメンバーを見入っておりました。

http://www.tkc.jp/tkcnf/news/docs/taxforum2010report.pdf#page=35

　その後、昼食を挟んでお昼からは財務省大臣官房審議官の宮内氏から「税制の当面の諸課題」という講演があり、混迷を極めている23年度税制改正に関するお話しや、東日本大震災の税制上の対応策等についての解説を聞くことが出来ました。

　今、日本は変革の時代だと言われています。政治も国土も混迷を深め、この国がどんな方向に行くのか、そして、子供達により良き社会を残してやれるのか、その分岐点にいるのだと思います。「税制は社会を写す鏡」です。その税制を注意深く見る事によって、私自身しっかりと、この国の将来を考えていきたいと思っています。


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