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今年のゴールデンウィークも終了してしまいましたが、みなさんはどんな休日を過ごされましたか。私の今年のGWは2泊3日で、事務所のお客さんの社長さんと一緒に中国のシンセンという町に行ってきました。
訪問目的は中国に進出するその社長の会社の視察と、経理状況の確認。また、現地の会計士との打合せ、さらには、現地に進出している日本の会計事務所との面談及び打合せ、と言う盛りだくさんの内容でした。とりあえず中国は広いです、2泊3日のうち前後の2日は日本と現地との移動のみ、上記のスケジュールを実質的には真ん中の一日でこなしてきました。
【一日目】
朝の7時に京都駅に集合。特急はるかに乗ること約1時間半で関西空港に到着です。
飛行機が好きで、よく伊丹空港には行くのですが、関空は久しぶりです。伊丹では見る事の出来ない金色の737が居たり、国際空港らしい雰囲気がありますね。
さて、空港を楽しむ暇もなく出発です。シンセンに行くには直行便もあるらしいのですが、今回はとりあえず香港まで飛んでいきます。
そして香港から陸路シンセンに入っていくルートです。関空から香港まで約4時間、そして香港からシンセンまでは乗り合いバスで約3時間の旅
でした。香港に着いたのが、午後2時半、現地に到着したのが午後6時前。現地時間ですので日本時間だと午後7時と言うことです。移動だけでくたくたでした・・・・。
ホテルから見える町の風景です。すぐ前を片側3車線くらいの大きな道が通っていますが、平気で人が横切っていくし、平気で車が車線を逆走していきます。ホテルの部屋にいても、車のクラクションの音、パトカーのサイレンの音、人が大声で話す音などなど、とても活気のある町です??
到着後すぐに食事に連れて行って貰いましたが、交通事情のダイナミックさ・・・、飛び出し有り、割り込み有り、信号無視有り、逆走有り、には最後まで慣れることが出来ませんでした。運転手さん曰く「中国で運転できたら、世界のどこでも運転できる」との言葉に納得です。
【二日目】
さて、いよいよ仕事です。朝10時に工場として借りる予定になっている建物に集合です。
すでにいつでも機械等の搬入が可能なように、建物の内部には内装が施されるなどの準備が整えられており、中国の協力企業側の期待が伺えます。
その工場で次は中国の会計士と打合せです。日本側の会計処理と会計方針の説明、そして、それが中国の税制や制度に違反しないかどうかの確認など、打合せは多岐にわたりました。なかなか若くてハンサムな会計士さんで、こちらの要望を快く引き受けていただいたので一安心です。
次に日本の大手会計事務所のシンセン事務所に移動です。この事務所はシンセンの中心部、工場から車で約1時間の所にあります。
市内の中心部であるここは工場のある町とは違って、非常に綺麗な町並みです。高層ビルが建ち並び、町も綺麗に清掃がしてあります。
写真の高層ビルの18階にそのオフィスはありました。
ここは日本から進出した企業に対し、日本人のスタッフが中国での経営をサポートしてくれる心強い存在です。私が日本で知り合ったある方から紹介を受けてお会いすることが出来ました。出てきてくれたスタッフも若い方でしたが、とても現地事情に詳しくて、中国の税制や会計についての実務的なお話しを聞くことが出来て、有意義な時間を持つことが出来ました。
一日中ばたばたしていて、時間はあっという間に夜になってしまいました。あまり写真を撮る余裕もなく、少しだけシンセン駅の近くをぶらぶらとしただけでしたが、それでも中国の持つパワーやあふれる活気を感じるには十分なひとときでした。
【三日目】
最終日の帰国する日となってしまいました。10時にホテルを出発し、再び3時間かけて香港まで戻ります。行きもそうでしたが、帰りも中国国境での出国手続と香港への入国手続が必要です。数年前に香港は中国に返還されて、同じ国になっているはずなのにどうしてなのでしょうか・・・。
でも3時間の移動後に香港に着くとやはり世界が違うことがよくわかります。
街行く人も華やかで、さすがに観光の街です。
ここからまた4時間の飛行後、日本に帰ってきました。大阪着は夜の8時、自宅に着いたのは11時前となりました。非常にハードなスケジュールでしたが、初めてづくしのとても刺激的な出張となりました。
中国に出て行く社長の少しでもお手伝いが出来ればとの思いと、これからのビジネスの大いなる飛躍を願って、今後もサポートしていこうと思います。