めまいとふら・ふら(パート1)
夏
立夏(りっか、5月5日)
山野に新緑が目立ちはじめ、風もさわやかになって、いよいよ夏の気配が感じられる頃です。
小満(しょうまん、5月21日)
草木が茂って天地に満ち始めるという意味。陽気が盛んで田に苗を植える準備を始めるなど、万物がほぼ満足する季節といえます。
中医学では立夏から立秋までを『夏』としています。現在のカレンダ-でいうと5月初旬から8月初旬までとなります。これからの時期は、陽気が盛んなため植物の成長など自然界の活動は活発になります。暑さと湿気によって人間は気分が落ち着かず精神的にも不安定になりがちです。健康であるために、こうした周囲の環境にも配慮していく事が大切です。
春は『肝』の季節です。『肝』は血液の調整や新陳代謝・精神や感情の機能調整などの働きがあります。
つまり春は、精神と深いかかわりのある肝がダメ-ジを受けやすいため、他の季節に比べて、ストレスがたまりやすく、不安を感じたりイライラしたり、ちょっとのことで腹が立つ、やる気が出ない、落ち込むなど情緒不安定になりがちです。
また、肝の経路である目に影響がでて、目の充血・眼精疲労などの症状もあらわれやすくなります。
春は、冬の間に貯えたものをいよいよ使い始めることになります。又不足していたら十分に補充する必要があります。
『肝』を養い、気の巡りを良くして、心と身体のバランスを整えていきましょう。
食養生
毎日の食卓に、気血を養い、巡りを良くさせる食材をたっぷりお料理にとりいれましょう。
《気の巡りをよくさせる食材》
セロリ 春菊 シソ ニラ 三つ葉 香菜等 香りの強い野菜や柑橘類
イカ タコ カキ あさり しじみ 陳皮 ミント 菊花など
《気血を養い、自律神経の働きを良くする食材》
豚や鶏のレバ- なつめ プル-ン クコの実 竜眼肉 金針菜
《鎮静・睡眠作用のある食材》
百合根 ハスの実 金針菜 ラベンダ- カモミ-ル等


