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若林延子プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

いい姿勢をしようするのはやめましょう

若林延子

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いい姿勢ってどんな姿勢だと思いますか?


小さい頃に親に姿勢悪い!背筋伸ばしなさい!って言われたことありませんか?
私はよく言われていたような気がします

あの、背筋伸ばして、胸張って、顎引いて、お腹引っ込めて、お尻締めての
いわゆる世間で言う〝きをつけ〟の姿勢
学校でもやりましたよね

これって本当にいい姿勢なのでしょうか?
確かにキレイに見える姿勢でそういう意味では〝いい姿勢〟ではあるのでしょう

でもその姿勢って、ずっとキープ出来ます?
ちゃんと呼吸入ってる感じしますか?

そもそも〝きをつけ〟の姿勢、これって軍隊や警察に取り入れられている姿勢です
でも日本の学校教育においては、一般市民の教育やしきたりとしても取り入れられていますね
あくまで礼儀を示すためのものとして使うのであれば特に問題ありません
ですが、日常的に

  • 背筋を伸ばす    →   S字湾曲つぶす
  • 胸を張る      →   S字湾曲つぶす
  • お腹引っ込める   →   インナー固める・骨盤後傾させる
  • お尻締める     →   骨盤後傾させる



しかもこれらのことを筋肉で行う(キープする)わけです
お腹引っ込める、でも書いてますが、無理やりキープしていると筋肉も固まります
そうすると骨の周りの筋肉が固まる、つまり背骨の動きの自由度も減ってしまうのです

人の背骨と動きの支点


人間の(人間に限らず脊柱動物はそうですが)動きの開始点は背骨です

7個の頸椎(前弯)
12個の胸椎(後湾)
5個の腰椎(前弯)



この24個の椎骨から背骨のS字湾曲が出来上がっており
この骨は一椎一椎本来はバラバラに動けるはずなんです
ですが先ほども書いたように筋肉を固めてしまうと、この背骨の椎の動きが制限されてしまいます


S字湾曲を潰して、さらにその位置で固めてしまうと、頭の重さを背骨がそのまま受けてしまい
うまく逃がせなくなったり、その結果、肩こりや首コリ、腰痛などの症状が出てきます
さらに骨盤後傾すると、お尻は垂れる


つまり、きをつけの状態を常にキープする
これは身体のためには〝いい姿勢〟ではないのです

年齢を重ねても動ける身体をキープするためにはS字湾曲は必須条件です


ではどうすればいいの?

骨格ボディでは、S字湾曲を取り戻し、力みなく、意識せず自然に立った上で
胸が開いて、美しく見える姿勢で立てるような骨格ポジションへ身体を持っていく
これを目指しています

ですので、骨格ボディメイクでは、おなかを引き上げるのはやめましょう
と、お伝えしています
無理して姿勢を引き上げる必要はありません
リラックスして美しい
そんな姿勢を目指しましょう

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若林延子
専門家

若林延子(セラピスト)

ボディメイクサロンLEA

面倒な食事制限やストレッチ、トレーニングは必要ありません。骨格から整えてメリハリのあるボディラインと快適に動ける体づくりをサポート。マンツーマンの完全予約制サロンで、その人に合った施術を行います。

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