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若林延子プロのご紹介

骨格ポジションを整え、年齢を重ねることが楽しくなる体づくりをサポート(1/3)

若林延子 わかばやしのぶこ

骨格は体の土台。背骨本来のS字カーブを取り戻し、メリハリのあるボディへ

 「トレーニングをしているのに筋肉ばかりがついてやせられない、あるいは体重が減っても体の線がゆるんだままで、引き締まった印象にならない。それは骨格のポジションが崩れているからかもしれません」
 こう話すのは、京都市下京区で「ボディメイクサロンLEA」を主宰する若林延子さん。骨格にアプローチして、女性の「きれい」を土台から追求しています。

 「家を想像してみてください。柱や梁などの構造体がきちんと組み合わされているから、しっかりと立っています。これが、どこかにゆがみがあるとどうでしょう。外壁を厚くするなど、本来なら必要のないもので補強しないといけなくなります。人間の体に例えると、この柱や梁が骨格で、外壁は筋肉や脂肪なんです。つまり、骨格がゆがんでいると、体を支えるために余分な筋肉がついてきたり、たるみが出てきたりしてしまうのです」

 若林さんが特に重視しているのは体の支柱とも言える背骨ですが、真っすぐではなく、椎骨という小さな骨が連結して緩やかな S字を描いています。成人で約5キロもある頭部を背骨が支えられるのは、湾曲して重力を逃がしているためです。

 ところが、炊事や掃除、乳幼児の世話などのほか、スマートフォンの操作や長時間のデスクワークにより、現代人は前傾の体勢になることが多くなっています。

 「生活習慣の積み重ねで背中がどんどん丸くなると、S字カーブが崩れやすくなります。背骨本来の滑らかな曲線を取り戻し、骨盤や肋骨などのポジションを調整することで、メリハリのあるボディラインに導きます」

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