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山本豊プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

風のとおり道

山本豊

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初夏を思わすように日差しが強くなってきました。

これからは外出時はUV対策。
部屋の中では涼しく過ごす工夫が必要です。
エアコンの使用もいいのですが省エネも兼ねて風を通す。
この通風の目的は部屋の熱を出すことと、風が流れることによる涼感を得ること。

設計のときに最初に考える窓は通風(風の通り道)を考えます。
窓の大きさや位置、高さなど、設計する人間にとっては
結構楽しい時間であり、外観や仕上げや基本的な性能など
窓を考えることはとても重要です。

これとは別に換気という考えがあります。
こちらは空気の質を変えることです。
空気の出入りとともに熱の出入りがあるため
省エネルギーの観点から現状の住宅では、1時間あたり家
(部屋)半分の空気を入れ替える事を考えます。

給気や排気に機械を使い、窓を閉めている状態で、窓から
の空気の流れはないものとします。要するに家全体が密閉
された状態にある時に最低必要な空気の出入りをコントロ
ールし冷暖房の効率を高めるための考え方です。

緑のきれいな季節になってきました。

できる事なら窓をいっぱいあけて、オフィスでも家でも
過ごしたいものです。

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山本豊
専門家

山本豊(一級建築士)

ARCO TETTO株式会社

京都市東山区にスタジオを構え、建築で30年のキャリアを持ち、住まいの相談スペースをつくるなど、親しみやすい存在をめざす。京都らしい景観を創造し、気持ちのいい暮らしやコミュニティーづくりまでを提案。

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