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村元謙二

完全個人指導で中学受験合格に導くプロ

村元謙二(むらもとけんじ) / 塾講師

アルゴ・システムズ

中学入試の算数力

受験算数における作図-2

一概に作図の優位性・必要性といいますが、子どもたちがその大切さに気付くのは、殆ど6年生の夏を迎えて受験に集中し始める頃が多いようです。
しかし、その時その重要性に気づいても、もう、時すでに遅し。
その時期から作図のポイントをマスターすることは不可能に近いものがあります。
では、どのようにして早期にその意義を伝え導くのか。
大きく三つ分けて述べてみましょう。
まづ、第一は作図することへの働き掛けは早ければ早いほどよいということです。
私は、低学年の『算数脳(このことについてはまたいずれ)』の育成プログラムでは必ず積み木の描写・点描写・問題文の図式化などに数多く取り組んで貰います。
ひたすら描くことを素直な時期に取り組むことで作図へのアレルギーの芽生えを消し去る努力をします。作図は算数のルーチンワークと認識しています。
二つ目は、中学年に対しては問題文の意味をトコトン分解します。
そして、一問ゝ丁寧に図示し写させます。意識的に図を描くことの大切さを言葉と行動で伝えます。
毎日言い続ければその大切さは必ず伝わります。
最後は、高学年に対して『算数脳』の一部である『試行錯誤の力』を磨く過程として、ひたすら鉛筆を動かす指示をします。
何か描くまたは何か書くことで見えてくることを体験して貰います。悩むことこそ作図の必要性を感じて貰う早道です。
要するに、自然言語(文字)である問題文を人工言語(数字)である数式に変換するため、ビジュアルで図示し、その論理を理解することが作図(図式化)するということなのです。

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