マンションライフを快適に163
今回は、屋内消火栓 その3から進めて行きます。
漏水が起こった場合
水道料金の減免制度
個人でも、管理者でも、水道管が故障により水が出っぱなしの時にも、減免をしてもらえる制度です。
詳しくは、各水道局に問い合わせて下さい。
原因写真と補修工事写真は、必要なのは大原則ですが、
前年実績の水道検針表が必要になるので、前年の料金表は残して下さい(残さなくても水道局にはデータとしてありますが)。
認定されれば、前年度の実績と今回の水道使用料の差額の○○%(地域の水道局により変わります)を保証してもらえる事が出来ます。
消火水槽
飲料水の受水槽と同じ理屈で、水を供給されており、消火水槽内にも、減水・満水警報設備が設置されています。
点検にて、電極棒が錆びる事が間々おきます。
少し錆びる位では、支障はないと思いますが、点検員から指摘が上がれば、交換対象(いつ交換するかは管理者次第となります)とする必要があります。
消火用ポンプ
動けば、自火報受信機に電気信号が行き、発報するシステムがあり、赤い土台で作られいる物が多く(ステンレスで出来ている物もあり)見た目で消防設備と分かる様になっています。
専用の部屋がある事が多く、扉に消火ポンプ室と記載されています。
建物内配管
消火ポンプより、建物内配管に屋上まで行き(埋設管がある場合もあり)ます。
仕様材料
水道用亜鉛メッキ鋼管(SGPW)
配管用ステンレス鋼管(SUS-TP)
配管用炭素鋼管(SGP)
圧力配管用炭素鋼管(STPG)
一般配管用ステンレス鋼管(SUS―TPD)
または、同等の性能を持った消防庁長官が認める物は使用出来るとされています。
また、接手・バルブ等も同様に、適合している物でしか施工できません。
次回は、屋内消火栓 その4から進めて行きます。