これからの時代に不可欠な、建物の不具合の「根本原因」を解消するリフォームや感染症対策をご提案（3/3）

時代に即したご提案。感染症対策になるクリーンブースやオゾン発生器の設置も

　近年、嶋本代表は感染症対策の提案やリフォームにも力を注いでいます。「以前より、クリーンブースやオゾン発生器を扱っていました。医療関係者の知人から、その経験をリフォームの仕事に活かしたほうがいいとアドバイスを受け、非接触型のリフォームの推進に本腰を入れています」と嶋本代表。飛沫防止のパネル製作や、商業施設のレジ廻りシート対策、室内換気の改善対策、センサー付き自動手洗い器への変更工事等、建築や衛生管理のプロだから出来ることをとサポートしています。
　クリーンブースとは、静電気を防止する床や帯電防止シートで囲まれた、空気清浄度の高いブースで、例えば、半導体工場用の簡易ブース、花粉やPM2.5などの飛沫物の除去室、農産品をパッケージングする場所など様々な利用に個別対応が可能です。ブース内部を陽圧にすることで外部汚染部室の流入が防げます。

　また、高性能HEPAフィルターを設置し、ブース内空気を循環させ、清浄度を高めることも可能です。除菌や脱臭作用で注目されているオゾンガス発生器を設置することもできます。商業施設や多目的ホールなどの入り口に設置して、中に入る人の検温などのチェックをこのクリーンルーム内で行えば、さらにウイルスなどの感染率の低下につなげられます。クリーンブースは一般住宅にも設置できる汎用性や簡便性が魅力。「もちろん、それらの設置や使用は、住宅や店舗の換気設備の状態なども大きく関わります。建築の経験も踏まえて、これからの時代に即した、様々なリフォームをご提案していきたいと思っています」。

（取材年月：2020年7月）

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