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浸水した太陽光発電設備による感電事故防止について

山崎貴修

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テーマ:太陽光発電システムについて

10月31日「経済産業省 保安グループ 電力安全課」より、太陽電池発電設備の感電事故防止について注意喚起が発表されました。内容は次のとおりです。

1.太陽光発電設備の浸水対策

①設置場所の洪水ハザードマップ等の確認
太陽光発電設備の設置場所が、河川氾濫した場合に浸水が想定される区域であるかどうかを、国土交通省や都道府県のホームページ等で公表されている「洪水浸水想定区域図」や、市区町村のホームページ等で公表されている「洪水ハザードマップ」で確認してください。

②パワーコンディショナなどの機器移設による浸水リスクの回避
設置場所が、河川氾濫した場合に浸水が想定される区域である場合は、パワーコンディショナや集電箱などの機器を、想定される浸水深より高い位置に移設するなど、浸水リスクの回避を検討してください。

2.浸水してしまった時の対応
浸水してしまった太陽光発電設備は、接近すると感電するおそれがあるので、むやみに近づかないようにしてください。太陽光パネルは、光が当たれば発電することがあり得ます。このため、素手で触ると感電するおそれがあります。周囲にロープを張るなど関係者以外が不用意に立ち入らないような対策を行ってください。被害の対処にあたっては、50kW未満の設備の場合は販売施工業者に、50kW以上の設備の場合は選任されている電気主任技術者に連絡してください。

3.産業保安監督部や経済産業省への連絡
50kW以上の太陽光発電設備の設置者には、事故報告が必要となる場合がありますので、被害の発生を知ってから24時間以内に、最寄りの産業保安監督部へ報告してください。それ以外の方も浸水した太陽光発電設備を見かけたら、最寄りの産業保安監督部や経済産業省または、設置者様にお知らせくださいませ。

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山崎貴修
専門家

山崎貴修(住宅建築コーディネーター)

(株)ライフラインサービス

電気を家庭で作り出す「太陽光発電システム」ソーラーネット加盟店ならではの見積もり、補助金申請、工事、アフターサポートが強み。省エネ給湯器やオール電化、その他、省エネに関することならなんでも対応できます

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