コラム
太陽電池の寿命はどれくらい?
2013年12月13日 公開 / 2014年6月19日更新
今年も残すところあとわずか・・・・年末の慌ただしい時期になってまいりました。
寒さも日を追う毎に増して、屋外での作業が辛くなってくる頃です。(苦笑)
さて、今回はこれから太陽光発電を始めようとしているお客様からよく出る質問を取り上げてみようと思います。
太陽光電池の寿命はどれくらい?
太陽電池の寿命については近年調査が進んでいます。
その結果、完全なメンテナンスフリーとはいえず、各社メーカーは期待寿命として20~30年としているようです。
1960年代に設置された灯台用の太陽電池が、現在でも現役で稼働している例もあるというのは驚きですね。
その一方で、太陽光発電システムとしてみたとき、電流の変換や分配を行うパワーコンディショナなどの周辺機器類には寿命があります。
そもそもこうした周辺機器類には設計寿命が10年程度でつくられているといいます。
つまり、太陽光発電システム全体でみたときは、太陽電池自体は長くもったとしても、パワーコンディショナは10年ほどで寿命を迎える可能性があります。
もちろん、その場合は新たなパワーコンディショナに交換すれば、太陽光発電生活を続けることができます。
なお、多くのメーカーはパワーコンディショナの保証期間を1~数年としており、システム全体としては、10年の保証期間を付けていることが多いです。
メーカーによっては、申込みはお客様の任意となっていて、有償にはなりますが、15年や20年といった延長保証を扱っているところもあります。
長期間使い続けていただけるものですので、これから太陽光発電を始めようと計画されているお客様には、こういった情報をもとにご検討いただきたいと思います。
太陽光発電については、当社HP(プロフィールにリンクがあります)でもご案内しておりますので、ぜひご覧になってみてください。
寒さも日増しに厳しくなってまいりますが、皆様体調に気をつけて元気にお過ごしくださいませ。
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