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効率の良い住宅用太陽光発電の売電・買電

山崎貴修

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テーマ:住宅用太陽光発電の買電・売電

昼間発電分の売電について

一日のうち電気を使う量が多いのは、朝と夜です。朝は朝食やお弁当の準備のためトースターや電子レンジを使いますし、髪を整えるためドライヤーや使ったりしますね。夜は灯りをつけますし、夕食の準備もあります。

ある調査によれば、5月の朝の電力使用量は8時頃の0.6kWhがピーク、夜は8時頃の0.8kWhがピーク。そして昼間のピークは11時頃の0.4kWhとなっています。

データでも朝と夜は電気をよく使い、昼間はあまり使わないことがはっきりしています。ところが住宅用太陽光発電システムの発電量は、昼間が一番多くなります。そこで、この余った昼間の電力(余剰電力)を電力会社に買い取ってもらうのが「売電」です。

夜間発電分の買電について

昼間とは反対に太陽光発電システムは、夜は発電しません。そのため電力会社から電力を購入することになります。これが「買電」です。しかし、太陽光発電システムが発電しない夜が、電力を使う量が多いというのはちょっと困りますね。そこで、ご紹介したいのが「時間帯別電灯」です。

電気料金の明細書をよく見ると、契約プランの欄に「従量電灯」と書いてあります。これは、電気を使った分だけ電気代が上がる契約プランで、一般家庭のほとんどがこの「従量電灯」です。このプランでは時間帯によって電気料金が変わることはありません。

しかし、プラン名は電力会社によって違いますが「時間帯別電灯」というプランがあります。これは電気の使用量を、たとえば朝8時から夜11時と、夜11時から朝8時に分けて計算するものです。このプランでは、夜11時からの深夜帯の電気代が従量電灯に比べ、おおむね60%~70%も安くなりお得です。

電力会社の割引サービス「時間帯別電灯」で効率よく電気を使う

ただ、この時間帯別電灯プランは、深夜帯の電気代が安くなる半面、昼間の電気代は割高になります。

各電力会社によって異なりますが20%~30%くらい高くなるようです。しかし、太陽光発電システムがあれば、昼間の電力はシステムの発電でまかなえますから、昼間の電気代が割高でも問題はありません。

時間帯別電灯プランは、住宅用太陽光発電システムにはもってこいの契約プランです。住宅用太陽光発電の導入をお考えなら、ぜひ、電気料金の契約プランを見直すことをおすすめします。

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山崎貴修
専門家

山崎貴修(住宅建築コーディネーター)

(株)ライフラインサービス

電気を家庭で作り出す「太陽光発電システム」ソーラーネット加盟店ならではの見積もり、補助金申請、工事、アフターサポートが強み。省エネ給湯器やオール電化、その他、省エネに関することならなんでも対応できます

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