住宅用太陽光発電システムの寿命と耐用年数
「省エネ」という言葉
「省エネ」という言葉、実はずっと以前からあったんですね。1973年のオイルショックの頃にできた言葉だそうです。
つい最近の言葉のような気もしていましたが、ずいぶん昔のことですね。ただ、同じ「省エネ」という言葉でも、昔と今では少し違うような気がします。
この言葉が出てきた当初は、たとえば「石油の使用量を少なくする」ということに重点がおかれ、今はもっと「環境」への配慮という意味合いが強くなっているんじゃないでしょうか。
環境、つまり、地球環境のことですね。温暖化による地球環境の変化を、豪雨や猛暑などで身近に感じるようになったからでしょうか。
「節電」への意識
2011年3月の東日本大震災は本当に大きな災害でした。いまだに復興がすすんでいないということをニュースなどで知ると、あらためて大きな災害だったと思います。
それだけではなく、原子力発電所の事故という、これもいまだに収束しない問題が残っています。あの震災の後、関東の方は計画停電ということを体験しました。もしかしたら震災後、節電への意識をより強く持たれるようになったかもしれません。
もちろん、私が住む高知県も省エネ、節電に取り組んでいます。県や市町村の公的機関ばかりではなく、工場・企業、そして、一般の方も節電への意識を強く持つようになりました。
住宅用太陽光発電が注目される背景には、こうした省エネや節電への意識の向上があると思います。
住宅用太陽光発電を設置して
私ども「ライフラインサービス」は、これまで県内各地のご家庭に住宅用太陽光発電システムを設置してきました。
私たちは設置後のアフターサポートもきちんと行ないますので、設置後のお客さまの声をお聞きすることができます。
みなさんがおっしゃるのは、「設置後、節電に対する意識が強くなった」ということです。
住宅用太陽光発電は毎日、電力メーターで発電量、使用量を確認できますから、節電に対して意識が高まるのでしょう。
また、太陽電池モジュールを製作しているあるメーカーのパンフレットを見たら、「感動した」というお客さまの声がのっていました。
晴れたり曇ったりする自然の変化が電力メーターにはっきり表れるので、自然をより身近に感じられたのかもしれません。
こうしたお客さまの声を知ると、もっと多くの方に太陽光発電の良さをアピールしていきたいと強く思います。