停電時でも電気を使える？

今年の冬は寒波の影響で厳しい寒さとなっていますね。
朝、布団から出るのがツライ・・・・寒さには弱い私です。(苦笑)
今回も太陽光発電についてよくいただく質問を取り上げてお話ししようと思います。

日中であれば、停電時でも電気を使える？

東日本大震災をきっかけに、お客様よりよくいただく質問がこれです。
結論からいえば、停電時であっても晴れてさえいれば電気を使うことができます。
ただし、それは自動的に使えるようにはならないので注意が必要です。

メーカーや機種によって操作方法が異なるので、基本的には万一に備えて事前に設置業者に使用方法を確認しておく、もしくは取扱説明書をいつでも見られるように用意しておく、などの準備をしておくことをお奨めします。

停電時で使用するためには、「自立運転コンセント」が必要なので、その場所を確かめてください。
パワーコンディショナ本体やその周囲にあることが多いです。



次に主電源と太陽光発電のブレーカーをoffにします。
これで商用電源(系統)と独立させるんですね。
その後、自立運転モードに切り替えて自立運転コンセントにつなげばいいのですが、一般的なシステムでは最大容量が1500Wになっている点、また太陽光なので出力は天候によって不安定という点には注意が必要となります。

携帯電話やノートパソコンの充電の他、冷蔵庫や電子レンジも動かせる場合があるので、こうした電気製品の出力をあらかじめ知っておくと良いですね。

高知でも南海大地震を不安に感じていらっしゃる方は多いと思います。
ですが、停電時でもこのように対応できる場合がありますので、万一に備えてと考え設置を検討される方も増えてきています。
「どうせ地震がきたらすべてダメになる」ではなく、災害に備えていろんな準備をできるだけしておくことが大切だと私達は考えています。



今年のコラムはこれが最後となります。
次回は年明けの予定です。

皆様、今年一年ありがとうございました!!
楽しいクリスマスをお過ごしくださいませ!