碇を下ろせ!!
さて今回はふるさと、愛する佐川のグリーンプロジェクトです(。-∀-)
佐川もんは佐川が好きなんですよ!
今回は春日川系統なので、柳瀬川を流れて仁淀川につながってます
子供の時から泳ぎに行くと言えばイコール仁淀川だったので、その川のグリーンプロジェクトに携われて嬉しい限り!
あらためて意味のあるいい仕事だな!って思います(;´∀`)
工事のほうは、浄化槽の埋設には珍しく2トンのバックホウが使える広さがあるんやけど、なんせ既存の放流先が浅い!
しかし、できるだけ浄化槽にはポンプ槽付き(処理水をポンプで圧送するので、高いところへも排出できる)を使いたくないというのがマイベストプロの考えです(・へ・)
それはなぜかというと、やはりポンプは機械なので、故障がつきものということも当然ですが、電気が来ていないと排出できないという欠点が大きいです
水は自然の摂理によって、高いところから低いところに流れます。自然放流式の浄化槽では電気が来ないと流れないとかあふれるとかいうことはありません。
まあ、実際電気が来ていないとブロワ(浄化槽に空気を送る機械)も動かないので、返送できなかったり、水位が上がったりはしますが、それでもあふれることはないんですよ
それと・・・家から出ている排水管から新しい配管を1/100以上で敷設して浄化槽で処理して、側溝などの放流先に流す
この縛りがたまらんよねー( ̄▽ ̄;)
難しかったり余裕がなかったり、実際掘ってみないとわからないことだらけの改造の現場で、安全策(工事する側の)となるポンプ槽を使わず、自然放流にこだわる
何より、施主さんの工事費も維持費も抑えることができるんですから、無理もしますよ!
今回もそんなギリギリプロジェクトといってもいいほどの余裕のなさから始まりました
そして、その自然放流をかなえる秘策がこれ!
ん?家の下が駐車場にでもなっているの?
いや、まあ普通の床下です(・・;)
たぶんこんな設計する業者はいないと思います(;´∀`)
しかし、放流先の浅さから考えれば自然放流にするには、床下で各系統の排水をまとめないと取り合いがつかない
しかし、普通に申請すれば床下配管は極力避けることとなっており、仕方ない場合は《排水ヘッダー》を使用し、その真上には点検口を設けなければならない
しかし、ここの家は床下であってもそこに出入りする扉があり、施主さんもモノを置いている
ってことは、ここは出入りが自由な場所であるので、普通に配管すればえいんじゃない?
そういう解釈で、普通に床下でマスを使って配管するという前代未聞の計画だったわけなんやけど、きちんと申請通りました(´∀`)b
まあ、工事するには床下で土を掘って配管するというしんどい思いはしなければならないわけやけど、しんどより初めてのことなのでおもしろそうじゃないですか(。-∀-)
と言うことで、初めての床下掘削配管現場始まります!!