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吉澤光宏

真面目な仕事で価値あるお墓を作る登戸の老舗石材店店主

吉澤光宏(よしざわみつひろ)

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コラム

センセーショナルな言葉に踊らされる「葬」にかかわる業界。ここはあえてその言葉の裏を考えてみたい。

知っておいてほしいこと

2018年7月28日 / 2018年8月20日更新

ご無沙汰しています。川崎市多摩区の吉澤石材店、吉澤光宏です。

『葬式は、要らない』
『戒名は、自分で決める』
『もう親を捨てるしかない 介護・葬式・遺産は、要らない』
『お墓の未来 ~もう「墓守り」で困らない』

お坊さんや葬儀業者さん、もちろん石屋も思わず卒倒しそうなこのタイトル。これらの書籍はすべて同じ著者によるものです。

その著者とは宗教学者でベストセラー作家でもある島田裕巳氏。書店でこの方の書いた本を見かけたことがある方も少なくないでしょう。



私にとっても正直ちょっと納得できないこれら書籍のタイトル。センセーショナルに煽り立てて、かなり酷いんじゃない?という思いは常々持っていました。そしてもちろん島田氏ご本人を「不倶戴天の敵」と一方的に決めつけていたりもしました(笑)

もっとも、酷いと思うがゆえにこの方の本など一読にも値しないという思いがあり、いまだ目を通したことすらなく、そして今後も絶対に手に取ることもないだろうと思っていました。

そんな時、栃木県の瑞岩寺さんで行われる講演に、この島田氏が来るということをFacebookで知りました。

お寺での講演で島田氏?しかも演題が『葬式はいらない!?』。

なに~!…ということで、本日行ってまいりました。

不倶戴天の敵は何を語るのか?

さてこの敵、どんなとんでもないことを言うのかと身構えていると、自己紹介的な部分から、自らの家のお墓を出身地から東京に移した経緯などを語りだします。ここまで全く驚くような内容は含まれません。

また、葬儀や戒名にかける(かかる)費用がぐんと上がったのがバブル期あたりとか、家族構成や社会的要因によって葬儀やお墓が身近でなくなり、ひいては厄介な存在であると思われるように至った経緯などを、わかりやい言葉で説明されていました。

あまり事細かくまでコラムに書くことはしませんが、葬儀についてはもちろん、遺骨についてあるいはお墓について、数字を交えながら広く語っているなという印象を受けました。

そして一番印象に残ったのは、島田氏の話が身構えたり、驚くような話ではまったくなかったことかもしれません。

だからと言って、いちいちもっともだとすべて納得できたわけではありません。途中でちょっと引っかかるような部分も感じたりもしました。講演というある意味一方通行な機会。真意を全て受け止めるのが難しい部分もあったので仕方のないことかもしれませんが。

「敵」は案外本当の敵ではなかったのか?

講演の中で伺ったのですが、今日の演題のもとになった島田氏の著書『葬式は、要らない』。

このタイトルってもともと別の言葉だったそうです。それが出版元(幻冬舎)の方の鶴の一声でこのタイトルになったということ。

読んでもいないのにこんなことを言うのは不謹慎でしょうが、中身も当然、広く一般の方々に受け入れられる素地があったのでしょう。が、この本がベストセラーになったのは、このタイトルの力による部分がかなりあったのではないでしょうか。

ある意味エポックメーキングに感じさせるには、インパクトある言葉の力は欠かせないはずですから。

そう考えると、今日のお寺での演題 『葬式はいらない!?』というのも、字面からだけでは見えなかった部分が見えてくるような気がします。

きっと、○○な葬式はいらない、ということなのではないでしょうか。そして○○の部分は聞き手がそれぞれに理解してください、ということなのではないでしょうか。

情報錯そうの時代、何が本質的部分なのかを見極めるべき

人の話を聞くのでも、本を読むのでも、言葉の表面だけをとらえて理解してしまえば、事の本質とは全く逆のことになってしまうということだってありえます。

テレビや新聞で報道される情報でも、事象は同じことでも報じ方が社によって全く違っていることは珍しくありません。

同じように冠婚葬祭の「葬」に関していえば、ある人にとっての正解が、他の人にとっても正解であるということではないと思います。むしろ逆のほうがその人にとり正解であることだってあり得るでしょう。

いずれにしろ、葬儀でもお墓でも、情報を集める中で自らにあったものを精査する力、取捨選択をする力が必要とされているのではないでしょうか。

結論を急がない。人の話に耳を傾けることも大切

ちなみに私も質疑応答の中でちゃっかりひとつ質問させていただきました(笑)

島田氏は親御さんの代に栃木から東京のお寺にお墓を移されたそうです。その今あるお墓をお墓じまいするお考えや予定はあるか。そして親御さんのお骨を散骨したり処分したりする予定はあるのか、と。

ちょっと意地の悪い質問かもしれませんが、ぜひここは聞いておきたかったところなので。

回答は「せっかく今あるものを理由もなく処分する考えはないです。」そしてお子さんもお一人いるので「先送りします」と。

あのセンセーショナルなタイトルの本をたくさん書いている島田氏がですよ!きっとこれはお墓じまいやお骨の処分は、今の島田家にとっての正解ではないということの表れに他ならないと思います。

ちょっぴり安心して、そして島田氏の印象も不倶戴天の敵から変わった瞬間でもありました。

人の話を聞くって、いいものですね。

皆さんも葬儀やお墓で悩むとき、いたずらに結論を急ぐのでなく、自分にとっての正解をじっくりと見つけ出してみてください。

特にお墓に関してはお墓のみとり®というサービスもありますよ。

こちらもぜひご覧ください!

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