はやぶさPJ！

みなさま、こんにちは。
すっかり秋めいてきましたね！
山下公園前の銀杏並木では、銀杏がコロコロ転がり始めています。



さて、本日は、今月の初旬に参加した“はやぶさPJ”の講演会のお話をします。
みなさまもご存じの通り、あの迷子になってしまった探査機の“はやぶさ”です。
迷子になってしまったこと、やっとの思いで帰還したこと、小惑星から物質を採取したことは、ご存知の方は多くいらっしゃいますよね。
しかし、はやぶさに世界初がいっぱいあったことをご存知でしょうか？



はやぶさは、以下の世界初の試みを行っています。
・月以外の天体に着陸してから地球に戻ってきた探査機は“はやぶさ”が初！
・地球、月以外の太陽系の天体から探査機が離陸したのは“はやぶさ”が初！
・大きさがたった500mの天体に行くのは“はやぶさ”が初！
　(東京タワー　333m　＜　イトカワ　500m　＜　東京スカイツリー　634m)
・小惑星から物質も持ち帰るのは“はやぶさ”が初！
・惑星間空間を飛行してきた探査機が、大気圏突入したのは“はやぶさ”が初！
　(当初、大気圏に突入する予定ではなかったので、想定外！)
と、世界初がいっぱい詰まったものでした。

幾多の困難を乗り越えて、7週間も音信不通となり、当初の予定を3年ほど過ぎての帰還。
世界初に挑むことは、気が遠くなるような精度がなければなりません。
科学技術は世界一でなければならないといった、PJチームの方の熱意と確かな技術があってこそ、このような偉業を成し遂げられたのでしょう。



これは、会社経営にも同じことがいえると思います。
苦しいとき、予定と大幅に乖離してしまうとき、幾多の困難があるかもしれません。
このときに、それを乗り越える熱意と会社への愛情をもって、確実に財務状況を把握できれば、それを乗り越えて大きな一歩を踏み出せるのではないでしょうか。
私も“会社の元気をアップするPJ”をしっかりとサポートしてまいります！



今回の写真は、秋の山下公園です。
こちらは以前撮った写真ですので、今年もまたこのようにだんだんと色づく銀杏並木を見ることを楽しみにしています。秋が深まり、色づいていく街並みは美しいですね☆

参考
JAXA　HP　　
はやぶさ君の冒険日誌