ドーナツの穴から、色の世界をのぞいてみれば
こんにちは、鈴木香加です。
世の中不安になると、洋服代もちょっと抑えようかな、と思ってしまいますよね。同じ買うなら、長く使えて、着回しの良いものを・・・そんな時代には、パーソナルカラーのブームがやってきたり、洋裁など手作りを始めたりするブームが起きたりします。
ただ倹約するというのは、あまり健康にもよくないですし、ここは一つ「本物を見る」というのはいかがでしょうか?「コスパがよい」の基準にもなります。
(本物の)美しいあの色と同じような色、質感の服が、お手軽に買えて、自宅の洗濯機でも洗えるとなったら嬉しいですよね。
ファストファッションの見比べも悪くありませんが、美術館や美しい伝統工芸品などを見ることなどで自分のセンスを高めて、もう一度振り返ってください。心が清々しい状態で見ると、不要な欲求から断捨離ができます。
是非美術館などを見る際は、綺麗だと思った色が「ブルべ・イエベ」「分からない」とか軽くゲームをしてみてください。パーソナルカラーのセンスもアップです。
そのうえで、この色で自分が素敵になれると思える服やコスメを身につけると気持ちがいいですよ。
ところで、コスパのいい色のくくりを「色物」でご紹介いたしましたが、もう一つ「ベーシックカラー」というのも経済的です。色物ほど楽しくはなりませんが、きちんとした場に使えるので使い勝手が良い色です。
ベーシックカラーとは、具体的には、白、黒、グレー、紺、ベージュ・ブラウンです。
カーキを入れる方もいらっしゃいますが、私は、寒色系に近いほうがよいと考えますので含めません。ただコーデの着回しのいい色だけを言うならば、カーキも含めて良いかと思います。
ベージュ・ブラウンは暖色系ですが、寒色系の色の冷たさを調和してカジュアルダウンできるので、含めています。
ベーシックカラーは、よく見ると、微妙に色合い・明るさ・鮮やかさが違っています。
厳密にいうと、パーソナルカラーがあります。
特に、黒は冬タイプの色です。同じ冬タイプのビビッドカラーやストライプなどの幾何学模様などと相性がよく、ハードでシャープなイメージは作りやすいですが、柔らかいイメージはハードルが高いです。
細かくこだわる場合、例えばオーダーメイドの場合は、ベーシックカラーと言えども、色合いなど注意するとよいでしょう。
ベーシックカラーをどう美しく身につけるか、色を差すか、などの楽しみがありますね。
ただの倹約やコスパだけでなく、世の中にはたくさんの色があります。
是非、その楽しみを活用いただけましたら、うれしく思います。
当サロン トライカラーズにお気軽にご相談ください。
ありがとうございます。