ハラスメント撲滅月間に学ぶ:判例と企業事例から考える職場の守り方 ~第2部:企業の取り組み事例と中小企業が整備すべきこと~

こんにちは、マネジスタ湘南社労士事務所です。
高校野球も盛り上がってきましたね。
少年時代に野球に打ち込んだ私にとって、夏の甲子園は特別な存在です。
今回は、夏の甲子園について取り上げたいと思います。
神奈川県大会のトピックス
2023年夏の甲子園で107年ぶりの優勝を果たした慶應義塾高校。
その慶應が神奈川県大会4回戦でまさかの敗退。日大高に0-7の7回コールド負けを喫しました。
慶應義塾高校の主将は「誰かのせいではなく、チーム全体として準備不足だった」と語り、敗戦を真正面から受け止めました。
その姿勢こそが、慶應野球ひいては高校野球の精神を象徴しているように思います。
ちなみに、神奈川県の甲子園の優勝回数は春夏合わせて15回。大阪・愛知に続く全国3位で、神奈川県は「高校野球王国」でもあります。
なぜ高校野球は盛り上がるのか?
高校野球がこれほどまでに人々の心を動かす理由はいくつあります。
・ドラマ性
3年間という限られた時間の中で、選手たちは全力を尽くす。
敗退すれば即引退という「一発勝負」の緊張感が、時には予想を超えたドラマを生む。
・地域の誇り
甲子園に出場する高校は都道府県の代表。地元の人々が地元の誇りとして応援する。
・熱い応援
吹奏楽部、チア、OB、保護者など、学校全体が一丸となって応援。
スタンドの熱気が試合を盛り立てる。
甲子園出場の競争率は? ~参院選と比べると
2025年夏の甲子園には、全国3,396校が地方大会に参加。
うち甲子園に出場できるのはわずか49校、出場率約1.44%(約70校に1校)と非常に狭き門です。
一方、先日の参議院選挙では全国で約520人が立候補、125議席を争いました。
当選率は約24%(約4人に1人)、つまり甲子園出場は参議院当選の約16倍であり甲子園がいかに「夢の舞台」であるかを物語っています。
甲子園の土を持ち帰るのはなぜ?
試合後に見かける甲子園の土を持ち帰る風景。
諸説ありますが、1937年に熊本工業の川上哲治選手が敗戦の悔しさからポケットに土を入れて持ち帰ったことが始まりとされています。
その後、敗れた選手たちが
・記念として
・グラウンドに立てなかった仲間のため
・後輩への思いを込めて母校の練習場にまくため
など、さまざまな理由で土を持ち帰るようになったと言われています。
結び ~高校野球生活の集大成である甲子園~
甲子園は、単なる野球大会ではありません。
それは高校球児の練習の成果を発揮する場であり、地域の誇りを感じる場であり、応援する者が感動を共有する場だと思います。
そしてその舞台に立つことは何よりの栄誉であり、これまで応援してくれた人々や戦ってきたライバル高の想いも乗せて、勝利のために正々堂々と戦う。
だからこそ、高校球児の一挙手一投足に心を動かされると思います。
今年の夏の甲子園は8月5日開幕。皆で応援しましょう!



