辛さや苦しさを人と比べて、まだ大丈夫と自分の気持ちをおざなりにしていませんか?
落ち込むことは考えないようにする?!
「落ち込んでる」と言うと、
気分がふさぎ込んでいて
あまり良くない状況と考える人が
ほとんどだと思います。
なので、
人は落ち込んでいる状態から
なるべく早く脱出しようとします。
落ち込んで辛いけれど
笑顔でいようとしたり、
元気を装ったりして
落ち込み気分からなんとか早く離れようと
気持ちを奮い起こして乗り切ろうとします。
たとえば、
「落ち込んでいてもしょうがないから
元気出していかないと!!」とか、
「一旦落ち込むと、どんどん落ち込んで、
上がってこれなくなりそうだから、
落ち込まずに前向きなことだけ考えるようにしよう」など。
そんな風に
考える人が多いのかなと思います。
「落ち込んでいてもいいよ」と教えられてきていない
落ち込むって、
いけない感じがするんですよね。
なぜなら私たちって小さい頃から、
「落ち込んでいてもいいよ」
なんて教わってきていないから。
いつまでも落ち込んでなんかいないで
(クヨクヨしていないで)
早く前向きに考えなさい。
と教わってきている人が
大多数だと思います。
でも、
よく考えてみてください。
人生上手くいかないことも、
思い通りにいかないことも
たくさんあります。
仕事が上手くいかなかったら
(軽くも重くも)落ち込むだろうし、
人間関係でも思い通りにいかなかったら
落ち込むこともありますよね。
それを無理やりなかったことにしたり、
考えないようにするのは
無理があるのです。
敢えて、
落ち込みの気持ちを表現するとしたら、
「あーぁ」
「残念」
「がっかり」
そんな表現が近いかな。
落ち込んだときのこれらの気持ちは、
とても大事な気持ちです。
でも多くの人は、
こんな気持ちに浸っていたくないし、
落ち込んでいてもいい。と教わってきていないから
この気持ちを避けようとします。
落ち込まないと、かえって落ち込む時間が長くなる?!
落ち込まないように、
落ち込むことから避けて見ないでいると、
かえって落ち込む時間が長くなることがあるのです。
落ち込まないように前向きに考えたら、
その時はしばらく
嫌なことは忘れられたような気がして
いい感じがするかもしれません。
でも、
落ち込んだときの
「あーぁ」
「残念」
「がっかり」
の気持ちは避けて見ていないので、
心の奥にそのまま残ったままです。
その為、
落ち込まないで
前向きなことだけ考えようとすると
逆に落ち込みから
すっきり抜け出せない状態が
続くことがあるのです。
落ち込んだときは
どうぞ落ち込ませてあげてくださいね。
☆感情って大事なんです
そんなあなたを
もしかしたら周りは、
元気にさせようとするかもしれません。
でも、
「今はちょっと落ち込んでいたい」
とか、
「そっとしておいて欲しい」
ってことありませんか?
そんな時は、
無理に明るくしたり
元気にする必要はなく、
その気持ちを大事にして欲しいのです。
その方が、
本当の意味で
落ち込みから回復しやすくなります。
落ち込んだときは、
肩の力を抜いて
はーっと息を吐きながら
しばらく落ち込んでみてください。
落ち込んでも大丈夫ですよ。
多くの方が心配するような
落ち込んだらもうずっと落ち込みっぱなしで、
這い上がってこれない。
ということはありませんので。
数日やってみて、
それでも気分が戻らないときは
いつでもお気軽にご相談ください。
こちらから
正しい落ち込み方を
お伝えします(^_^)