子どもが学校に行きたくない。と思った時の対応の仕方について
感情を抑えているときの、身体の状態は?
私たちは日常の様々な場面で、
感情を抑え込んで、
感情を止めていることがよくあります。
大人になると、
たとえ腹が立つことがあったとしても、
表面には出さず、我慢することは多々ありますよね。
そんな時、
私たちの身体はどうなっているかというと…
感情を止めているとき、
私たちは皮膚を緊張させて
皮膚で感情を抑え込んでいます。
たとえば、
腹が立ったときは
筋肉にグッと力を入れて止めていたり。
悲しくて涙を止めるときは、
無意識かもしれませんが、
身体のどこかに力を入れて、こらえていたりします。
それと同時に、
呼吸も止めていることがよくあります。
もしくは、
呼吸が浅くなっている場合もあると思います。
そんな風に、
皮膚を緊張させたり
身体に力を入れたり
呼吸も止めたりして
感情を抑え込んでいるわけですね。
こころと身体はつながっているとよく言われますが、
この理屈からも確かにつながっていることがよく分かります。
だから、感情を抑え込むと病気にもつながる?
感情を抑え込んでいるとき、
皮膚を緊張させ、
筋肉に力を入れ、
呼吸をも止めているとなると、
肩こりや背中が痛くなるのも、無理もないですよね。
皮膚を緊張させたり、
呼吸が浅い生活は、
血管や血液の流れにもかなりの影響を及ぼしていることでしょう。
ただし、
もし身体の不調が長く続くようなときは、
まずはお医者さんに行って診てもらってくださいね。
その結果、
身体に悪いところがみつからなかった時は、
感情消化をすることで、
体調不良が改善されることはよくあるので
ぜひやってみて欲しいのです。
慢性的な、
肩こりや背中に痛みがあるときなどは、
知らず知らずの間に、
感情を抑え込んでいる可能性が考えられます。
そういう方々にはぜひとも、
感情消化をおススメしています。
カウンセリングでも、
この感情消化をされた多くの方が、
「身体の痛みがなくなった」
「腰痛がなくなった」
「片頭痛が治まった」など
身体症状が改善されている声をよく聞きます。
病気にならないための対策として…
先ほどからお伝えしている、
「感情消化」がとても有効です。
これは、
やりたいときに、どこででもできる方法です。
たとえば、
腹が立ったとき、
その腹が立つ気持ちをそのまま
口から呼吸と共にゆっくり吐き出すだけです。
そのときは、
先ほど述べたように、身体の力は抜いてくださいね。
身体に力が入った状態でそれをやったとしても、
皮膚で感情を止めてしまうので、
身体の外に、腹が立つ怒りの気持ちが出ていきませんからね。
身体の力を抜いて、
口から呼吸と共に感情を吐き出すことを
何回かやってみて下さい。
それを繰り返しやっていくと
だんだん、
気持ちがスッキリしてくる感覚が分かるかと思います。
もしも、
スッキリする感覚がよく分からない場合は、
個別にご相談をお受けしますので、
お気軽にお問い合わせください。
あなたの感情は
いつも大切にしていってくださいね。
【参考ブログ】
病気やストレスに対する感情の重要性