夫婦喧嘩したとき、素直に「ごめんなさい」が言えるようになる方法

前田めぐみ

前田めぐみ

テーマ:夫婦の問題

謝れない


夫婦喧嘩をして、
悪いと思ってはいるものの、
自分から謝ることはしたくない。

だって、
謝ったら負けた気がするから。
弱い立場になるから。

だから
意地でも謝りたくない。
絶対、旦那に謝らせます。

それで、
旦那が謝ると、
自分の勝ち!!とか、
私は間違ってない!!

っていう気持ちになって、
自分が上の立場で勝ち誇れるんです。

そんな感覚はありませんか?

夫婦の間で、
いつもそのパターンで、うまく収まればいいのかもしれません。

でも、
謝らないことでまた喧嘩がおおごとになったり、
いつも謝らせるパターンでうまくいかないこともあるかもしれませんよね。

謝らないことで喧嘩が絶えなくなったり、
夫婦仲がだんだん悪くなったりしたら
なんだかちょっともったいない気がします。

また、
もしかすると、
本当の本当は、、
素直に謝れるようになれたらいいのにな…

謝れるようになれたらいいなとは思ってはいるけれど、
それがなかなか出来ない私は…

なんて思っていたとしたら、
なおもったいない。

だとしたら、
自分が謝れない理由や気持ちが分かって
その理由や気持ちがスッキリ消化出来て、
自然に謝れるようになれたらいいですよね。




謝れない理由はなにか?


自分から謝ったら負けた気がする。とか、
立場が弱くなる。とか、
とにかく謝ることはプライドが許さないなど。

そんな思いがあるとしたら、
謝らないことで、
自分の尊厳や、
自己重要感を保っているのかもしれませんね。

旦那さんが悪かったことにしておけば、
自分は間違ってないことになる。
私が正しくて、勝ち。

自分の重要さと価値がかかっているから、
謝るわけにはいかなくて、
もし謝ってしまったら、
たちまち自分の価値が崩れてしまう感じがするのかも。

そんな自分を認めたくないという方もいるかもしれません。
そんな自分を認めたくないし見たくないと、
私自身も馴染み深く持っていたので
こうやって書きながら苦しかった時の自分を思い出します^_^;

その場合、
「自己重要感」が満たされてないことで、
私は謝らない。

になっているため、
心の中の「自己重要感」を満たしていく
カウンセリングをすることで改善が可能です。

実際にカウンセリングでも、
「自己重要感」を満たすカウンセリングを重ねた結果、
以前のような頑なに謝りたくない!!
という思いは消えて、

悪いと思ったときは、
自然に「ごめん」と言えるようになれました。
というクライアントさんは多くいらっしゃいます。

自分の重要感が増えると、
間違った事も素直に認める事ができるようになるので、
謝ることはごく自然なことなのだと思います。

謝れない理由には、
「自己重要感」がこんなにも足かせになるんですね。

謝れるようになったクライアントさんに、
その後の感想を聞いてみると、
「気分がとても良いです」
「今まであんなに意地張って言わないできたのは、なんだったんだろうって感じです」

と笑いながらお話しされています。

心から本当に
悪かったな…
申し訳なかったな…
という思いが自然に沸き上がって
素直に謝れるようになれるのは、気分がいいですからね。

気持ちよく、
心から自然に
「ごめんなさい」が言えるようになると、
いらぬ喧嘩も減って、夫婦の仲がより深まることでしょう。

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前田めぐみ
専門家

前田めぐみ(心理カウンセラー)

株式会社メンタルサポート研究所グループハートピースフル綱島

じっくり丁寧にお話を聞きます。ワーク(原体験)で内面の変化に焦点を当て、思考や行動の自然な変化を可能にします。悩みや苦しみを根本(内面)から解決して性格を変え、なりたい自分に向かって進んでいきます。

前田めぐみプロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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