補聴器はつけたらすぐ聞こえるわけではない
WHOによると、世界中でおよそ11億人の若者が不適切な音楽その他の聞こえ環境の影響で、難聴を発症するリスクを抱えているとのことです。
1日に許容できる騒音の量、時間には限りがあり、限界を超えるような「聞こえ」の酷使は将来的に難聴を引き起こします。
難聴は少しづつ進行しますので、自覚のないままどんどん進んでしまいますよ。
過剰な音量での音楽鑑賞・・・ヘッドフォンでの音楽鑑賞は適正な音量で・・できればノイズキャンセリング機能のあるイヤホン・ヘッドフォンがお勧めです。
遮蔽性能、ノイズキャンセルの機能のあるヘッドフォンなどであれば、周囲の環境騒音で邪魔されないため余計に音量を上げることなく音楽を楽しめます。
音楽フェスなど、ライブ会場ではかなりの大音量となりますね。
しかも、小さいライブハウスなどの会場ではスピーカーの前から身動きできない!・・なんてこともあります。
私も音楽が好きで、よくライブハウスなどに通っていましたし、自分自身がステージで演奏することもありました。
ハッキリ言って、ステージ上よりも客席の方が騒音レベルは大きくなります。
ライブに行った後、しばらく「サー・・・」という耳鳴りが収まらないなんてこと、ありませんか?
そこまで行ったら完全にアウト。
48時間は静かな環境で、耳を休ませないと傷ついた内耳の細胞が再生しなくなるかもしれませんよ。
ミュージシャンで難聴を発症してしまう方、意外と多いですよね。
長年にわたって爆音にさらされてきた影響に他なりません。
音楽だけに限りません。
例えば、バイクに乗っている方。
レースなどのモータースポーツに関わっている方。
地下鉄に毎日乗っている方・・・または駅員さんとか。
毎日漁に出る漁師さんとか?・・漁船のエンジン音・・結構大きいです。
世の中には騒音が溢れていますね。
耳を守るための耳栓があります。
例えば、ライブ会場などで音楽はしっかり楽しみたいけれど、耳を守りたい。
そんな時に役立ちます。
私が使っているのはコレ。
サンダープラグと呼ばれる商品です。
2~3千円程度で買える商品ですが、音楽のニュアンスは崩さず、適正な音量で聞くことが出来ます。
若い方も、ご自身の耳のことについて関心を持つことをお勧め致します。